『痰』は積極的に吐き出さないと治らない
あなたはよく痰が絡みますか?
私はよく絡みます。
粘着性があったり、肺にたくさん詰まっていてゼロゼロしていたり、そのせいで咳が出て辛い思いをします。
痰とは、気道や肺にたまった、粘液や細菌、ウイルス、アレルギー物質などの異物が混ざったものが凝固したものです。
また、基本痰は体外に排泄されることによって回復を促進するのです。
せっかく身体の排泄機能が働いているのに、飲み込んだら元も子もないのです。
飲み込んだり排泄されずに痰が残り続けると炎症の再発や慢性化を招くのです。
そして気道や肺の炎症が治まっても、痰が排出されなければ残り続けるのです。
痰を吐き出すための方法を一つお伝えします。
お風呂に入っている時に、シャワーを喉の奥にうまく当てて吐き出すという方法です。
喉の奥の皮膚に直接当てて痰を浮き剥がすと、痰の排泄機能がちゃんと働けば次の痰が喉の奥に再装填されますので、これにシャワーを当てて吐き出すということを繰り返せば痰は減っていきます。
ただし、喉奥には免疫を司る“扁桃”がありますので、やり過ぎには注意してください(風呂上がりに風邪ひいたら逆に痰が溜まってしまいます)。
いずれにせよ痰は積極的に出していった方が確実に身体にいいのです。