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Newspicks Newschool 広告クリエイティブ講座 チーム優勝!!

広告とは異業界の受講者・・・マナー講師?!

NewspicksのNewschool 佐々木紀彦氏が講師のコンテンツプロデュース講座を終えると、自社のFINEST(ファイネスト)が打ち出す新たなコンテンツ「ミニマムマナー」をプロデュースするためのヒントを得ることができた。
しかし次なる課題は、それを上手く宣伝することだった。広告となるとまた別のスキルが必要になる。

ということで、私は今度はNewspicksのNewschoolの「広告クリエイティブ講座」を受講してみた。講師は、2020年クリエイター・オブ・ザ・イヤー(日本広告業協会  JAAA主催)を受賞した、電通 グループ・クリエーティブ・ディレクター の眞鍋亮平氏だ。

この業界は詳しくないのだが、間違いなくすごい人が先生だ!ということは理解できた。そして先生ばかりではなく受講者も広告業界の第一線で活躍する方々ばかりだった。当然この講座の中に「マナー講師」という異質な肩書の人がいることは奇妙だったと思う。(皆さま、受け入れていただきありがとうございます。)

そしてまたしても最年長の受講者で広告のセンスも昭和感が満載だったと思う。今思い返してもよくもここに飛び込めたものだと、自分を褒めてあげたい。何かのスイッチが入ってしまっているときは、「恥ずかしい」とか「躊躇する」という言葉は脳に浮かんでこないものなのだろう。

バブル世代の弾けたマナー講師が、アワアワしている人を助ける!

申し込み後早速に、初回の講座の前に提出の事前課題があった。全10回の講座で毎週課題提出があり、随分と苦しめられる、、、いや鍛えられるという噂を聞いたが、それは本当だと分かった。初回の課題は1枚の自己紹介シートを作成するというもので、そのシートを基に当日の講座で各自30秒の自己紹介を実施するらしい。

私の受講目的は、自社のコンテンツの販促の一環として広告を学ぶということであったため、自分自身の紹介よりもマナー研修会社FINESTの紹介シートを作成することにした。それがTOPにある画像だ。

少し解説させてもらうと、私の全盛期=バブル世代という強み(?)を活かし、「バブル」「弾ける」「アワアワ=泡々」と昭和のダジャレ満載の作品に仕上げた。もはやおふざけ半分で、何かしら皆様の記憶に残ってもらえばいいでしょう、くらいの思いで提出した。

そして眞鍋先生の評価は下記の通りであった。

【良い点】

ダブルミーニングのインパクトが強く、「バブル世代の弾けた講師」と「マナー講師」のギャップが面白い。

【改善点】

「アワ」と「バブル」で十分にわかるのでビジュアルの泡は余分。人がアワアワしている画像の方が良い。

なんと!意外にもダジャレと思っていたものが「ダブルミーニング」というオシャレなワードでフィードバックしてもらい、自分で思った以上に高評価だった。人とは単純なもので、褒められるとやる気が出るものだ。この「ダブルミーニング」で調子にのった私は、全10回の厳しい課題提出も、楽しみながらクリアすることができた。(しかし、それ以降褒められることはほとんどなかったが)

さて、眞鍋先生のアドバイス通りに画像を変えたものがこちらだ。

スライド2

確かに、アワの画像ではビールの会社か、水泳関連の会社か?と思わせてしまうが、ビジネス画像に変えることで、ビジネスマナー研修の会社だということが伝わってくる。素人の拙い思い付きを、しっかりとビジネスモードに繋げるアドバイスはさすがだ。

全10回の講義は、毎回電通からお越しいただいた先生方からの指導があり、発想力、センス、洗練さなど多くの学びがあった。お値段以上の充実の3か月間だったと感じる。先生方のコメントを聞いていて、「あ~それそれ!」「そこまでは思いつかないよ~」といつも悔しい思いを抱くのだが、そのことで今まで使ったことのない脳の真ん中の奥あたり(どこだ?)が活性化し、心地良い刺激を得られた。この時期、確実に若返ったと思っている。

広告クリエイティブ講座 チーム優勝!!

最終回の課題は、チーム対抗で取り組むもので、NewspicksのNewschoolの別の講座のCMを創るというものだった。そして最終プレゼンに優勝したチームのCMは、実際にSNS他でNewspicksのNewschool講座のCMとして放映されるとのことだ。審査員はその講座を主催するクライアントさんと眞鍋さん、そしてコンテンツプロデュース講座でお世話になった佐々木さんだった。

私のチームは男性2名女性2名、年齢も20代~50代と、まさにダイバーシティなメンバーだった。今回は10回すべてがオンラインでの受講だったので、チームメンバーとは一度も対面で会うことなく、Zoomミーティングでのみ打ち合わせを行った。Zoomだと表情がよく見えることもあり、思ったよりも心が通い合えるものだと感じた。

私以外は皆、広告のプロフェッショナルのメンバーだったので、私の出すアイディアは本当に役に立たないものだったと確信している。本当に皆様ごめんなさい。そして素晴らしいアイディアをありがとう!

しかし私が年を重ねてきたことで役に立つものもあった。それは「人脈」だった。私は偶然にも、今回のCM制作の講座を受講した人たちとつながりがあったため、彼らに協力してもらい、その講座を受講して何が成長につながったのか、講座の魅力を何度もインタビューさせてもらった。

最終プレゼンの日。結果はなんと!私たちのチームの優勝だった!!!勝因として、歴史上の人物が現代にいたら?という構成がユーモアがあり、強烈なインパクトを与えることができたと思う。また、プレゼン担当者の説明が知的でクールなのに、攻め攻めではなくとてもソフトで優しい印象で好感度が高かった点も重要な要素だったと感じた。本当に今回、最高のメンバーに恵まれたとしか言いようがない。何度でも「ありがとう!」と伝えたい。

そしてちょっとだけ自分自慢。審査員であるクライアントさんが講評の中でこう言ってくれた。「弊社の講座の受講者にインタビューをして、丁寧に思いを引き出していただいた点が他チームと大きく違っていた。」 それって、私の人脈が役に立ったってことじゃない!と、自分に「ありがとう」を伝えた。

まだ世に出ない優勝作品CM

本来であれば2022の年明けには、皆様の前にこの優勝作品を披露できるはずだったが、なんと2021年でNewspicksのNewschool が無期限休校ということになってしまった。この優勝CMは本当に素晴らしい作品だ。しかもイラストは綿谷寛さんに描いていただいた。

綿谷さんは、かのPOPEYEの表紙を飾ったり、「彼女が水着に着替えたら」という原田知世さん主演映画のポスターを描かれた方だ。(・・・バブル世代は知っているはず!)実はこの綿谷さんも私の人脈だ。(また自慢していて、鼻についたらすみません。)まあ、長く生きているとこうやって若者に貢献できて嬉しかったという事例の一つとしてご紹介した。

眞鍋さんは何とかこのCMを世に出しましょうと言ってくださっている(感謝)ので、その時には是非皆様にご紹介させていただきます。

自分のロゴマークを作る

最後にもう一つ。毎回の講座の最後にMVPが選ばれるのだが、一回だけ選ばれた回がある。それは、自分のロゴマークを創るというものだ。作品はこれ↓です。

DAY4 オレンジ

またまたダジャレ、、、いえいえ「ダブルミーニング」なのだが、MIKAの「M」とマナー講師の「M」が掛け合わされている。そして、弊社FINESTの研修を受講したあとは人間関係が良好になり、人々が握手をする、手を取り合う、そんな社会になります!という意味も込められている。

背景のオレンジには「交流」の色彩心理もあり、まさに上記の意味合いを網羅してくれる色である。
・・・なんだか上手くまとめているように書いてはいるが、実は最初はやさしさの色である水色を背景にしてそれで提出しようとしていた。すると娘が画面を見て「東京メトロのマークみたい~」とつぶやいたことから、慌ててオレンジに変更したという経緯がある。

▼本業はこちらです!是非お尋ねください。





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