しろくまちゃんのホットケーキ
わかやまけんさんが書いた絵本です。
わたし ほっとけーき つくるのよ
と、しろくまちゃんが、ホットケーキを作るお話です。
材料を用意したり、
フライパンで焼いたりします。
フライパンで焼くときの様子が12段階になって表現されていて、
見開き1ページでおいしそうで大人も楽しめます。
できあがって、こぐまちゃんと一緒に食べて
お片付けをするというストーリーです。
作者の「わかやまけんさん」の名前を読んだとき、
「和歌山県?!」って思ったのが第一印象です。
本名は、若山憲さんなんですね。
ちなみに、岐阜県出身です。
しろくまちゃんのホットケーキは、ネットや本屋のポップなどで評判が良かったので、買ってみました。
1970年の発売以来ロングセラーだということで、半世紀におよぶロングセラーです。私が生まれる前からですから凄いですね。
おままごとが好きな娘には、ピッタリの本ですね。
娘は最初は、フライパンの焼き上がる様子を見るのがすきだったのですが、
次第に卵を落としたしろくまちゃんに
「だいじょうぶ?」といって卵を拾ってあげる動作をしたり、
しろくまちゃんが材料を混ぜるとき、
「だれか ぼーるを おさえてて」と
言ったところでは、手を差しのばしていました。
私のこの本のいいなと思ったところは、
最後お皿を二人で洗って、片付けまでかかれています。
大体の絵本って、完成して「いただきます」や
食べ終わって「ごちそうさま」までなのですが、
片付けをして食器を洗うところまで教えてくれています。
子育てをしててつくづく、
自分が家事をする中でお手伝いって大事なのだ思いました。
そういった実感からも、
娘には準備から片付けまでを楽しめる人になって欲しいと思います。