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素敵に求められる基礎:19

※ 時代に合っていない言葉などが出てきます。しかし、今の私があるのも、この時代や人々のお陰です。既に遠い昔に他界した方もおり、追悼と感謝の意と共に、読んで下さった方の心にとまり、役立てて頂ければと願ってます。

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先人曰く: 怒ってもらえる(教えてもらう)ことに感謝しなくてはならない。
そんな存在が身近にいることを当たり前と思うものではない。

50代の今、改めて この言葉の意味に・・・深さに思いを寄せる。
教えてもらっていた先輩方が、お客様が・・・(T~T)。
年月は、時に残酷である。

母のように過去に出会った人々からの教え(学び)・お叱りを 物を見たり 触れるたびに思い出すようになった。
それだけ「経験」が積まれているのだろう。

※ 若い頃は思い出さないというのは、教えに繋がるような経験がない・
  少ないからだと言える。

※ 若いうちに様々な基礎を覚える、修正できるものは修正すべきという
  事の意味が、歳を重ねると出来ない事が増えるという事に繋がるとは
  思いもよらなかった。
  何事も若いうちにである。

・ 帳簿などを綴じるときは、書類を束にして一気に綴りなさい。
  書類関係を処分する時も一気にやって、無駄な時間をつくらないこと。

・ 職場で購入するもので 誰もが必ず毎日・毎月使うもの(ペンの替え芯
  など筆記具、洗剤、ノートなど)は、一人から頼まれ 在庫確認し少な
  かったら全社員に朝礼後などに声をかけて纏めて決まった店に注文しな
  さい。
  まとめて買うと割引もあるから。
  無駄な時間やお金を使わないように。
  (自他ともに少なくすることを考えなさい。)
  先方(取引店)も、配達などに無駄がなくメリットがあるから。

(小生意気な若い頃ね)
「何故 この人に親も注意しないようなこと、とっくに わかっていることを細かに言われなくちゃいけないのか!」と「わかっていないくせに わかってるふりして」そう思っていたが、何故か 未だに 数十年経っても上記の作業をするたびに その光景を思いだす。

上記のことと共に、たまに行う作業で思い出すことがある。

先輩は、どんな作業でも

※「人のことを考えなさい。後のことを考えなさい。あなたが急に入院したりしても誰が見てもわかるような作業・仕事を残しなさい」と言っていた。

※全ての作業に繋がりがある。
一ヶ所違うと そこだけでは済まない。
しかし、それは捉えようによっては 間違いを探しやすい(確認作業を簡単にできる)作業の流れが出来ている・持っているということ。
作業内容で、誰が行った作業かも 人それぞれにある「癖=作業上の癖」でわかる時がある。経理の醍醐味はそこだから慣れると面白いわよ。
どんな職業にも、そんな醍醐味=面白さがあるから諦めないように♪
※ 違った視点から言うと、担当者本人が行った作業か否かも明確にわかります。作業上の癖を持っているというのは、ある意味 素敵です♪
ベテラン=プロになればなるほど、この癖があります。癖=誇りかも。

そんな人が、社会に慣れ仕事に慣れてきた私へ 久し振りに「ガツン!」っと言ってきた。私のすることを見て叫んだのである。

先輩:ちょっと~!!そんな高いところから捨てないで!散るでしょ!?、あなた そのまま捨てて どうするつもり?

私: は? どうするつもりって・・・え?どうもしないですけど・・・(困 ・~;)はて・・・何のことやら!?

実は、この捨て方。今の私も同じ目線で見ている。

それが画像の書類に穴あけパンチしたあとの屑処理の仕方。
先輩から促されて 本体から溜まった屑を処理した。そう・・・

直接、ゴミ箱へ 見事にドサ~っと捨てたのである。
見事にチラリホラリとゴミ箱周辺へ散りながら。

先輩: あのさ・・・まずは そのごみ箱から大きなビニール袋やごみバケツに捨てるとき、今みたいに散るでしょ!!大きなごみ箱から収集車へ入れるときに、ビニールが破れて散るでしょ!? 拾うとき大変でしょ?雨の日なんか掃いても取れないでしょ? 人様に 時間を割いてまで掃除をさせる迷惑をかけないために・・・

※ 本体から出すときに要らなくなった裏紙に一度包んで、ゴミ箱へ捨てなさい。そうしたら 散らないでしょ!人に迷惑をかけないでしょ。

路上に小さな水玉が落ちていると・・・ついつい 先輩のこの言葉を思い出す。今はすっかり 身について 良い癖・視線になっている。

たまにする作業で そこだけを切り取ると何とも感じないが、こういうことが意外と他の作業とも繋がっていたり、応用できることに気が付くと、どの作業も疎かにできない。
考え方=姿勢一つで、企業に身を置いている中で無駄なことなどないことを思い知った。

当時、 ゴミ処理の仕方一つで注意され「個人的なことを指摘されたようで」不快であったが、この

「※ アドバイス」は歳を重ねるごとに実は重みがある。 

失敗が許される=やり直しが心身ともに「容易く」できる年齢に受けたアドバイスは全て良かったと思えてならない。
歳を重ねると自我が強く容易ではない。

30代時、人間関係で悩んだことがあり、他社の先輩へ相談した。
すると・・・

君は、自身で治せない癖があるとする。その癖をなおせと言われてなおせるか?出来ない事もあるだろう?
人は歳を重ねると自身で なおしたくても なおせない癖がある。
人が、そこを指摘しても難しい。
人様にに対しても同じ。
※歳を重ねての人間関係は、お互い折り合い=譲り合い=許しあいながらだよ。
若い頃のようにはいかない。
しかし、譲り合い・許しあい=思いやりながらという、優しさがある。
これは、若い頃にはない最大のメリットだよ。

また、歳を重ねるごとに人様に迷惑をかけないことの大切さを思う。
また この投稿の更新によって改めて学んでいる♪

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