見出し画像

恋愛について 大切なことを教えてくれた映画だった♪

♪ 恥ずかしいことではない。しかし、文字にストレートに出来ないのは歳を重ねて あまりの「輝き」に躊躇しているからかもしれない。若いころの私が苦笑している♪

※ 上映前の編集で内容が変化することもある。私が観たときは、下記の内容でした。大人になった今、再度 内容確認も含め、大人の視点で観たいと思う映画です。映画名は最後に♪

当時 中学2年だった思春期の私が観たかった理由: ・好きな女優が演じていた!(雰囲気に憧れていた)。 ・若い男女の恋愛話あり(濃い) ・生活してみたかったアメリカの学園もの。

当初 流行っていた学園もののハチャメチャ楽しい映画と思っていましたが、観終わって 大切なこと・・・特に思春期の女性には大切なことを教えてくれていたのではないかと思い、何らかの機会があったら再度 上映すべき映画だとも思います。(※ そうか・・・今はネットでも観れるかな)

**********************

舞台:学生が、アメリカ全土から参加するサマーキャンプ。男子学生と女子学生が分けられ、隣り合わせのキャンプ場です。各グループ 学年入り混じって過ごします。

一つのグループの中で派閥ができる。AとBに分かれる。そんな両者で思春期特有の興味が「賭け事」として扱われるのである。

・どちらが先に「女性」になるか?

ターゲットとなる異性は両極端。グループAのMiss Aはキャンプのボランティア指導員の大学生。グループBのMiss Bは同世代の男子生徒。

どちらが先に相手を落とし目的を達成させるかで、先生方の目を盗み、全ての女子生徒の中で話題となり、両者に火がつく。

ある晩を境に結果がわかる。早朝、キャンプ場に現れたAは清々しい顔である。皆、目的を達成した証拠だとAを取り囲み「おめでとう」と。また Bのグループへ「子供」だと笑うのである。しかし、時間が経つにつれ、その雰囲気は崩れる。

Miss Bが戻ってこないのである。高学年の生徒が異変に気が付く。探していると、ブランコに一人腰掛ける Miss B。Miss Aは、彼女に対して どうだったのか詰め寄る。そこで一言・・・

※ こんな大切なこと、賭け事になんかしちゃいけなかった。私は大切なものを失った。ひとっつも良いことなんてなかった。ことを終えると彼は私を嘲笑った。こんな風に失うものではなかったはず。ほんとに心から好きな人のほうが良かった。なんで こんなことをしちゃったんだろう。

Miss Bは、号泣しながら言い放った。皆、絶句だった。そこでMiss Aは「ごめんなさい。私は噓を言ったの。何もなかった。彼(大学生)は、もっと自分を大切にしなさい。勢いや格好つけで失うものではないと子ども扱いされた。子ども扱いではなかったのかもしれない。ごめんなさい。」。

Miss AはMissBを抱きしめて、お互い号泣である。また、周りの友人たちも皆、心に傷を残すような賭け事をしたことにショック状態。

※ 自分の身体は、大切にしなければならない。勢いや格好つけ・大人になりたいという憧れで失うものではない。

それをサマーキャンプで学び、本当の友情を得て 各自 わが家へ戻る。

***********************

中学生くらいから興味が出てくる異性のこと、恋愛のこと。子ども扱いされたくない、早く大人になりたい、大人の女性への憧れなど大きなテーマをサマーキャンプという舞台で作られた。

映画名: リトルダーリング

当時の人気女優: Miss Aをテータム オニール(映画「ある愛の詩」の主人公を演じたライアン・オニールの娘さん)と Miss Bをクリスティー マクニコル 両者が演じている。Miss Bの相手役をこれまた人気男優だったマット ディロンが演じ、また昨今大人気だったドラマ「Sex And The City」の女優シンシア ニクソンも ヒッピー風の夢見る女の子で出ており、当時は大ヒットした映画でした。

内容が大切なことを教えており、これは大人になった今の私さえも、丁度 思春期を迎える女性に観てもらえると何か各自感ずることがあるのではないかと思っています。興味があるけどわからないまま。これも心身のために「ダメ」だと言われる理由が いまいち わからないままで成長をするのではなく、こんな映画をきっかけに その「何故?」が何かを学ぶことも必要ではないかと思っています。

♪ 十代の私も彼女たちと同じで「重いもの」「歳を重ねても、そのままでは恥ずかしいこと」と思ってました。しかし、この映画鑑賞後 何かが変わったのは確かでした。実際、本当の大人になって思うことを若い皆さんに伝えます。(これは若い男性の皆さんへも伝えます。)

・私は、彼女たちのような後悔が残るようなことは「全く」ありませんでした。たぶん遅いほうだと思います。大人になっても、幾つになっても大切にしてくれた人で良かったと心から思ってます。勢いや憧れで失うものではありません。同世代から「まだ・・・」「おばちゃんになっても・・・恥ずかしい」等と馬鹿にされようが何だろうが、本当に信頼し大切にしてくれる人であることが、その後の人生を大きく変えます。

※焦って失うことではありません。自分を大切にする人は、自分以外の人も大切にできますし、周りの方からも大切にされます。これを忘れないでください。 これらを将来 我が子に語れる女性になってください。

※ また、若い男性の皆さんも、上記の主人公Miss Aの相手だった大学生のように、貴方を好きになってくれる・愛してくれる女性に対して、大切にしてもらいたいと思います。そんな男性は、やはり 結婚までいかなくとも 輝いた良い思い出として必ず残りますから。55歳の私から伝えます。 ♪

皆さんは、どのように思いますか?また、上映当時 観られた方がいらしたら、当時 どんな感想を持ったのか知りたくもあります。