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エンジン音にハートが震える♪

自動運転、電気自動車・・・確かに機械オタクとしては憧れる♪

しかし・・・ある音に、ハートが震える。全身が震えるのである♪

フェラーリ

今は、スマホに搭載されてるキー 持ち運べるハンドル・・・一つで扉の鍵が開く。エンジンもかかるようになった。

しかし・・・以前の車は、扉を開けて、キーを入れて・・・そこからである。

あのキーを廻した瞬間の何とも言えない音である。実は、何とも思っていなかったのである。この「貴重な瞬間」を。しかし、街中を歩いていると背後から近づくエンジン音・・・久しぶりの懐かしさを含んだ車の音で気が付いた。

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初めてレースを観たのは、美祢サーキットで250㏄以上のバイクレースである。最初の職場の先輩の婚約者とその友人がレーサーであったこと。最初の刺激である。

転職先で国内外の大手自動車メーカー数社の役員や社員と親しくなる。

いつの間にやら・・・車の仕組みがわかるようになっていた。エンジン音で車種がわかるようになっていた。すっかり自動車機械に巻き込まれた。そこで・・・無縁だったはずのフェラーリやベンツ、フォルクスワーゲン等の外国車の名を知る。平成のバブル期、周りは老いも若きも外車を持つ人々ばかり。(ちなみにファーストデートの相手は、当時珍しかった「BMW」だった。)

F1レースを見始めたのは、そんな国内外の自動車メーカー社員たちの話からだった。

「セナ(アイルトン セナ)がモナコで優勝するかもしれない」とささやかれ始めた時だった。当時のフェラーリの監督!?は 雑誌LEONの最初のチョイ悪親父の神 フラビオ ブリアトーレだった。

ナイジェル マンセル、アイルトン セナ、アラン プロスト、ネルソン ピケ、デイモン ヒル、ジェイソン バトン、ジャック ビルヌーブ、鈴木亜久里、ミハイル シューマッハ、ルーベンス バリチェロ・・・そうそう、私が大ファンだったジャン アレジ!!彼らの全てを調べるまでになってしまった。

レーサーの運転技術は もちろん、各社のメカニックたちの最先端技術の発表の場であるだけでなく、一部技術を普通車へ導入するための「テスト走行」的役割を持ち、タイヤ交換やオイル交換技術=チームがどれだけ一丸となっていられるかの発表の場である。レース嬢の姿は、時代をも映していた。

そう・・・各社のチーム力=企業力、全ての最先端が試されるのが、F1レースである。

TVでレースが放映されるのは、毎回深夜。ほとんどが 土曜日であった。寝る間を惜しんだ。

今思うと・・・F1レースは世界経済も表していたのではないかと思う。F1レースが表舞台から消えて・・・自動車業界も「違った落ち着き」となってしまった。共に世界経済も「落ち着いてしまった」ように思える。

今は、静かに発進が当たり前になり、ゾクゾク感がなくなってしまった。

ギアチェンジで走り抜けるということ自体の面白さ、ハンドルを握り アクセルを踏み 運転する技術の面白さ事態が消えてしまったのである。(彼氏彼女にデートで さりげなく自慢するということもね ・~; 寂しいね~)

上記の選手の子供たちが次世代を担って走り始めていることを知る。もうそんな時代になってしまったのである。

あの世界経済をも動かす華やかなレース=世界が、未来の若者たちの青春に

ハンドルのない 新たな技術で♪ 新たなテクノロジーと共に花を添えてくれることを願っている♪

(※ 心の中では、あの時代の車種や技術等が何らかのレースの形で残り続けてくれることをも願っている。)

昨今は、若い人より 自分と同じ世代から上のちょい悪親父やマダムたちがフェラーリに乗り 耳に心地よく走り去っていくと気分が上がっている♪ 

過去の私と・・・これからの私は・・・新たなテクノロジーを引っ提げての


F1レース世界があることを願いつつ、時を待つ。


※ 20代時、公私共に様々な車に乗せてくださった沢山の皆さんに心から感謝します。忘れられない素敵な思い出です。貴重な体験をありがとう♪







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