里帰りインド旅行記2023 ムンバイ激変1
以前のムンバイ
*この記事は下記の続きです。
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今のムンバイは、以前はボンベイと呼ばれていました.
私が駐在しているとき、
政権が変わり、街の名前も変わりました。
首都デリーに対して、
ムンバイはビジネスの中心地。
私が暮らした95~98年当時
日本人は300人ほどが暮らしていました。
ムンバイはインドの西海岸側。
細長い半島に所狭しと
人も建物も密集しています。
それは今も変わりません。
スラム街があちこちにあり、
貧しい人がたくさん暮らしている街でした。
道路脇にもたくさんの人が寝起きしていました。
ひとたび私たちが外に出ると、
貧しい人たちに取り囲まれ、物乞いされるのは日常。
より人々の同情を買うように、
わざと子どもの身体を傷つけることがあると聞き、
いたたまれない気持ちでした。
(映画「スラムドッグミリオネア」の中でそのようなシーンがありますね)
道路や歩道はどこもデコボコ。
ゴミが溢れ、ゴキブリが歩いていたり、
野犬が寝ていたりするので、
足元を見ながらでないと一歩も歩けませんでした。
つまり、街歩きは
全く楽しくなく、
緊張感の連続でした。
電車やバスも安心して乗れず、
自分の足で歩くこともほとんどなく
ドライバー頼りの日々でした。
きれいな場所は少なく
ましてや、幼い子どもを安心して連れていかれるところは
皆無と言っていいくらいでした。
*次の記事に続きます。
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