地球人としての人生の物語が始まる❸~Fineの共に輝く為に✩.*˚

↑↑良かったら初回の記事 から お付き合いください↑↑

神さまへの  挑戦状  ！？

こうして 息子の人生から  いのちとは？を 考えさせられる  長く 重く  深い  治療が 始まった 。
現在までに 開頭手術 計6回 、 何度目かの化学療法、 放射線治療、  …左目失明 、術後の腫れ上がった顔、 アタマは メスの跡がいくつも 、  髪は抜け 、後遺症だらけのカラダ、  制限のされた生活 、  走り回りたい盛りに ベッドの上にしかいれない、   オムツの中のバルーンの管    、血管に繋がったﾌﾞﾛﾋﾞｱｯｸ、 副作用で死にそうになる日

生まれて 初めて 話した 二語文が  


 「  もぅ      や  め  て   」

なぜ なんの罪もない  純粋で 汚れのない 生まれたばかりの子が こんな おもいをしなければいけないのか…    

神さま！？     そんなものいるのか？？  
ならば  不公平だ
世の中 死んでもいい 犯罪者なんか ゴロゴロいるのに
なぜ そいつらが ならない！！ 
わたしの せいか！？    わたしが  ろくでもない ことしてたからか ？！   その罰を  与えてるのか  …  だとしたら なぜ  わたしに やらない！！   わたしに やっても  へっちゃらに しちゃうからか！？   だから  子供に 与えたのか！？          だとしたなら ……   


神さまよ！  上等だ！！
ぜっーーたい   乗り越えてやるよ！！

〔  神さま  ごめんなさい 。 いまは そんな事は思ってません ……   無知って   恐ろしっ  ( ﾟ艸ﾟ；)  〕  

入院中  息子を心配した 親戚、知人、入院中の信仰の深い親御さん …  何人かの方から 信仰宗教の 話しがきた。   みなさんの お気持ちは 一応 受けとる   渡された本も読んだ …         でも、  なんだろう  このスッキリしない感じ…  …否定はしない …   でも   「ふ〜〜ん 」って  感じ  …

わたしの中で  ひとつの 結論に たどり着いた
〔ここで 得意の ↑↑↑ 勘違い が始まる 〕


要するに  なにをやろうが 自分次第  どこにも  答えはないんだな    ならば  …

「わたし   ひろこ(自分)教 」になる！！(｡•̀ᴗ-)و ̑̑✧

〔 な〜んにも知らない 21歳 の 小娘的な 浅知恵よ … …
恐ろしっ(￣▽￣;)ﾊﾊｯ  〕

息子は 可哀想ではない！  お見舞いに来た叔母さん達は 可哀想だかり甘えさせてあげるんだよ！  と言う。
〔  はっ？？  何言ってんだよ 叔母さん、絶対に 完治して 退院するんだ！ みんなと同じ様に 生活できる様になるんだ！いやっ  させるんだ！！〕 
それからというもの  わたしの スパルタ 教育が始まる…それは  もう  看護師さん達の間では 有名になるほどのスパルタぶり「いまの時代なら虐待扱いになるね(꒪ཫ꒪; ）

こうして  神さま  に  宣戦布告してしまった…

戦闘モード…  
息子とふたりで頑張ってる気になる …
結果  ココロとカラダに異常をきたす …
感謝！？  だれに  ？？なにに？？そんなもの 知らない…

  唯一の救いだったのは  息子の寝顔だった。寝ててくれ…   寝てたら いやなものも 終わってるから…
このまま  時が過ぎるのを ただ ただ 願う。

健康で 生まれる人とそうでない人

大学病院に入院していた わたしたち 親子は いろんな人を 見ること  知ること に なる。
息子は 脳外科、目の前の病棟は神経科と精神科。  
いつも扉が閉まっているけど 時々 開くと 軽傷の患者さんが 素早く出てくる。   見た目は どこが 異常なのか？？まったくわからない…  ただ よく見てると 動きに違和感が…
彼らは  制限をされている反動なのか？  それが 症状なのかはわからないけど、  食事の配膳台が 到着した時に 出てくる…  そして  エレベーターのボタンを押す… そして
エレベーターの扉が開くと同時に 配膳台にある  誰かのパンを 持って  ダッシュして  逃げ込む …   見慣れて来ると  いつもの 運動だな〜 ってぐらいにしか 思わなくなる。    

なぜ   人の心は 壊れるんだろ……

わたしの 母は (まだ 健在です)  わたしが小学校上がる前に 離婚  。  父は 大手企業に勤める仕事ができる出世タイプ、世間の評判は良く かなりモテた ようだ。     幾人かとの浮気や不倫、姑や小姑との 問題… 母は ひとりぼっちの気持ちになって 寂しかったのだろう わたしが幼稚園の時に 心が壊れた。      離婚してから 更に悪化  天井や床下を 棒でつつきながら 「悪い男がいて 話しを聞いてるから 外に 出なさい！！」 って夜遅くに ランドセルを背負い、夜道を歩き 子供の足で 30分はかかる 親戚の家まで歩かされる。   完全に 過剰な被害妄想 幻聴 幻覚 の世界に 入り込む…  毎日毎日 被害妄想の架空の話しを聞かされる  そんな 母に  姉とわたし は 育てられた。
「人は 信じちゃ いけないよ」 と教えられる。

そんな 母を  見てたから  心に異常をきたしてる人をみると 観察するクセがある  …  いま思うと心の中に入り込む心理の精神世界を覗いていたのだと思う。  

脳外科の下の階には  形成外科 があった。
大学病院に長期入院してる子達は 退屈な時間を 過ごすのに 病院内をよく 散歩をする 。  そこで すれ違い 出会う子達…少しだけ  親同士も 挨拶 会話する。    その中には どこに 目を向けて良いか？目のやり場が わからなくなる程 顔の原型の位置がわからない子にも出会う。 形成外科の子や親達は 慣れっこなのか こちらが思うほど が気にしてない様子  明るく挨拶してくる …  
凄い… 人間の生命力の強さを知る  うちの息子はどこも悪くない様に見えてしまう …  相手と比べる 相対感 …  この子よりは？？  マシ？？？  

なぜ  こんな罪のない子が ……   の話しに戻る

なにが  違うんだろ……   なぜ  わたしは  健康なんだろう……  この差は どこで  決まるんだろう ……

もしかしたら   健康で 生まれる方が  奇跡なのかも……
人生って 平均台が 上を歩いてる様なものなのかも…  
一歩 踏み外したら なにも  ない  道  ……
大学病院の中での常識は  健康な人が 珍しい世界
差は ない  たまたま  …  

あたりまえ  では なかった

ありがたかったんだ    知らなかった  …

自分を大事にせず  人を傷つけ  無謀な 生き方しかしてこなかった わたしにこの子達を通して知らしめられたこと

感謝

健康でいれたこと  いのち  あっての  自分だったことを初めて 気付かされた 瞬間だった。

神さま   …  
わたしは  知りませんでした
忘れていたのかも しれません
感謝 というもの。
身体も心も 健康で いれる 幸福感
ひとつ  ひとつ  味わっていきます。
ごめんなさい  そして  ありがとうございます。

この頃から  人間の 心の  精神世界に さらに 興味を持ち 探り出す様になった。   

……  to be continued

今回もお付き合いありがとうございます。
次回 続きも 読んで下さったら嬉しいです(^^)

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