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半世紀を費やした盛大な失敗
ぼんやりエッセー 11回目
半世紀を費やした盛大な失敗です。
ドーパミン的な幸福を求めるのは後
と精神科医の樺沢先生が幸せの三段重理論で説いておられましたが
真逆をやって、盛大に失敗したのは私です。
世間標準を意識し過ぎて自分にダメ出しばかり
目的地主義、白黒思考で
季節の移ろいにも鈍感、いつも鬱々と生きてきました。
ライスワークはどうしても必要
樺沢先生のおしゃる通り
私も退職するまでは開放されませんでした。
だからこそ、気づくだけで簡単に手に入る
小さな幸せ、セロトニン的な幸福に支えられることが必要だったなあ
成功とか達成とか承認とかの先にしか幸福はないと思い込んでいました。
でも、完全に間違いだと、今ならわかります。
セロトニン的な幸福に支えられていなければ、あとの幸福も手に入れることはできません、いや、手に入れる努力すら有害になる、と思います。
よい本や、よい言葉が輝きだすのは、読んでから10年後とか20年後とかだったことも多いから、即効性はないかもしれないけど
頭の片隅にでも残っていれば
と思う老婆心です。
長く生きているので、失敗の数は多めです。