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『パン屋ではおにぎりを売れ(柿内尚文著)』考えるを考える・・・《読書記録#6》
皆さんの本を選ぶときの基準は何ですか?
私は、直感です。
早速「考える」ことを放棄した回答ですみません・・・。
しかし、私は今まで本屋や図書館、通販等でもしっかりと吟味して本を買ったという経験があまりありません。
・本のパッケージを見て気になり、中身をパラパラとみて購入。
・著者のファンで、発売と同時に購入。
主にこのどちらかです。
パッケージで購入する際について考えてみると、どうしてその本を手に取ったのかと問われても、なかなか答えを言語化することができません。
「タイトルが気になったから」というのが大きい気がします。
そんな意味で言うと、今回のこの本もタイトルに目がいき、パッケージのイラストとセットで面白そうと思ったのがきっかけです。
本の中身については割愛しますが、「考える技術」について書かれています。
本のタイトル「パン屋ではおにぎりを売れ」も「考える技術」からきた発想をもとにきています。
私はこの本を読んで2つのことを意識しました。
価値をうむかけ算【○○×△△】
1つ目は、かけ算は価値をうむということです。
・オリジナル=マネ×マネ×マネ
・「うんこ漢字ドリル」。「うんこ」と「漢字ドリル」の出会いをつくった素晴らしい発想です。
のように、発明や発想の中にはかけ算を基にしているものご多くあります。
私は、プロフィール欄に『働き方×子育て×ICT活用』と書いていますが、これが私の価値を高めていくかけ算だと思っています。
しかし、今となってはこのかけ算にあまりレア度はないのかもしれません。
自分自身の価値を高めていくために、レア度を上げていくために、新たな×○○を見つけにいかねば、と危機感を持ちました。
以前のVoicyで坂本先生も言われていた
・エイリアス(属性)を変えていく
ということともつながるかなと思います。
失敗の価値
私は、よく座右の銘や大切にしている言葉はと聞かれたときに、
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。」
「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことである。」
というエジソンの言葉を用いることが多いです。
この本にも失敗は最強のインプットという言葉がでてきます。
失敗したときの「考え方」についても新しい知見を得ることができました。
本との出会いに感謝
先ほども述べたように、私は本屋や図書館では直感で本を選びます。
今回も自分の直感を信じて正解でした。
しかしこの本を読んだ後改めて考えてみると、私がこの本を直感で選んでいるのも今までの思考のクセのようなものの結果かもしれません。
すぎやまこういちさんのドラクエの序曲作成秘話「5分でできました」「今まで生きてきた55年と5分」に近いものがあるのかもしれません。
そう考えると日々「直感力」を鍛えるためにも「思考の練習」「考える習慣」をし続けていこうと思います。
夏休みということもあり、普段よりも多くの本を読むことができインプットの機会は増えています。
しかし、反面アウトプットが減っています。
今年は12冊のアウトプットを自分に課しているので、ようやく折り返しとなりました。
夏休みの間に少なくともあと2冊はアウトプットをしようと思います。
それでようやく#8となり、当初の予定に追いつきます。