【変形性膝関節症】膝の痛みを改善するマッサージ
今日は膝の痛み改善に【有効なマッサージ】をご紹介したいと思います。
マッサージは膝の痛みには効果的です。マッサージと聞くと、慰安目的つまり気持ちが良くてリラックスするものをご想像するかもしれません。その効果ももちろんあると思いますが膝痛改善においてマッサージの【最大のメリットは筋肉の力が出るようになる】ということになります。
マッサージをしていただきたい部位は【筋膜】になります。
筋膜は筋肉を包んでいる膜になります。この筋膜には、筋肉に【力を伝える】受容器というセンサーが存在しています。
筋膜の動きが悪いことによって、この筋肉に力を伝えるセンサーが鈍くなり、【筋肉に力を伝えることができない】ので、筋肉に力が出なくなります。これを解決するには筋膜のマッサージが必要になります。
ここからマッサージのポイントを解説したいと思います。
普通マッサージは筋肉に強めの圧迫を加えて揉んでいくと思います。これはNGになります。これは筋肉のマッサージになるので筋膜にはマッサージされません。筋膜は筋肉を包んでいる膜なので、【膜を滑らせるようにマッサージ】を行わなければいけません。つまり、軽い圧迫を加えて、【皮膚を滑らせるようにマッサージ】することによって、筋膜がマッサージされます。
このようにマッサージを行うことによって、痛み改善、そして筋力も出るようになります。これは効果抜群の膝痛改善メニューになりますので、ぜひ行っていきましょう。
1)腸腰筋(30秒)
①骨盤の前の出っ張った骨に指を当てる
②皮膚を動かすようにマッサージ
2)大殿筋(30秒)
①お尻の真ん中に拳を当てる
②股関節を開くと刺激が加わりマッサージ
③股関節をそのまま上げる
④刺激が加わりマッサージ
3)中殿筋
①骨盤の横部分に手のひらを当てる
※ズボンの横のラインの部分
②座った状態で、軽く圧迫し皮膚を動かすように円を描いてマッサージ
4)内転筋(30秒)
①股関節と膝の中間の内側の部分に手のひらを当てる
②皮膚を下にずらす
③元に戻すを繰り返しマッサージする
5)大腿四頭筋(内、外、中)
①お皿の上に拳を置く
②それを囲うように手のひらを当てる
③皮膚を横に動かすようにマッサージ
6)前脛骨筋(30秒)
①お皿から拳1つ下にずらした部分(外側)
②手のひらを当てて、皮膚を動かすように円を描いてマッサージ
以上、膝の痛みを改善するマッサージをご紹介しました。
筋膜をマッサージするように軽く圧迫を加えて皮膚を滑らせるように行ってください。そのように行うことによって、痛みの改善、筋肉の力がでるようになるので膝痛改善につながります。強い圧迫は加えないように行ってみましょう。疲労を感じたり、痛みがある場合に行うのも良いですが、筋力強化前にもおすすめになります。
運動前に行うことによって、筋肉の力が出やすい状態で運動を行うことができるので、効率よく鍛えることができますので運動前のマッサージもおすすめになります。ぜひ試してみてください。
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