最近 空の写真ばかり撮っているな もっといろいろなものに心を動かしていかなければ【KOZUKA 513 shop paper vol58 2024/02】
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雪らしい雪も降らないうちに 1月が終わり2月になった
北海道や東北・北陸ではこれからが寒さの本番なのだろうけれど
ここ南房総では 2月になればもう春
と移住してきた頃に言われたことを思い出す
水仙はすでに盛りを過ぎ
「菜な畑ロード」の看板が示す通り菜の花が盛りを迎え
噂ではもう頼朝桜(河津桜)が咲き始めているらしい
近くの佐久間ダム親水公園(鋸南町)は
水仙の後 河津桜・梅・ソメイヨシノと続く
去年はどの花のシーズンも気づけば終わっていたけれど 今年は行きたいな
車で行くからビールやお酒という訳にはいかないけれど
お弁当をこしらえて行くのだ
このところ 空の画像ばかりがスマートフォンにたまっていく
ショップペーパーに載せる画像も自然と空の画像が多くなる
南房総のこの辺りの空が表情豊かで
ときおり信じられないほどの美しさを見せるのだ
早朝だったり黄昏時であったり
本当に驚くほどの美しい空に出会うことがある
でも 近場の空ばかりに心惹かれているということは
半面 自分の心が動いていない そう感じることもある
もっといろんなものに心を動かされていたんじゃなかったっけ?
ときどき そう自分に問い直す
せっかくここにいて 心が動いてなくてはつまらない
空を撮っていると
肉眼で見た実際と撮った画像との差異に落胆することがよくある
例えば富士山 眼ではあんなにくっきりと雄大だったものが
撮った画像では極小の山
例えば月
「〇〇ムーン」と言われて張り切って撮れば 拡大に堪えない矮小な月
もちろん
性能のよいカメラや スマートフォンの性能を駆使することができれば
もっともっとよい画像が撮れるのだろうけれど
よいのだ それはそれとして
自分の眼で見て感動することや 自分の心が動くことを大切にしよう
そう思う2月
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古民家の庭にある梅の木が 1月の下旬には花をつけた
この木は小梅だけれど 自家製梅ジュースで重宝した
本当は畑のそばに立派な実をつける古木があったのだけれど
2019年の台風で倒されてしまった
可憐な梅の花を見て 爽やかな香りを漂わせる青い実をつける
そんな初夏の景色を想像する
今年も梅シロップを作り 自家製梅ジュースにするのだ
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人からもらい受けた雛人形 趣のある7段飾りの立派なもの
今年も飾る季節がやってきた
立春を過ぎた天気の良い日 できれば雨水に飾りたいと思うけれど
今年は17日に
お隣 勝浦市のビッグひな祭りは 2月23日~3月3日開催予定とのこと
どの会場も趣があって見ごたえがある
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苦手な人も多いと思う 子どもの頃はそうだった
でも 季節になり 直売所やスーパーに
鞘のままでで出回るグリーンピースを食べたとき
「こんなに美味しい物なのか」と驚いた
子供の頃食べていたのは 缶詰や瓶詰の
水煮だったのかもしれない それは今でも苦手
鞘から取り出した豆を塩茹でにして
焼売や 白菜と厚揚げのうま煮にあしらう
また今年もグリーンピースの豆ご飯を炊こう
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