自傷を辞めるまでの話#2
冬香です。
今回は自傷をしていた頃の話をかきます。
#1読んでない人はぜひ読んでくださいね 。
私が自傷を始めたのは小学五年生。
ママに怒られて悲しい時に彫刻刀で手首をなぞっていました。その頃はそれが自傷行為だとも知らず傷もおおっぴらにしていました。そこから中学1年生の冬までは何も無くすごし、中学1年の冬どうしようもなく生きるのが辛い瞬間に出会ってしまいました。
それはわたしの希死念慮との出会いでもあり自傷欲求との出会いでもありました。
希死念慮についてはまた今度詳しく書くね。
そこで、私は衝動的にそこらへんにあったカミソリで左の手首をなぞりました。
全く深い傷ではなかったけど、滲んだ血を見てなんだか心が軽くなって「辛い私」を認められたような気がしました。
その頃も今も変わらず、自傷の跡は私にとって「辛いけど頑張った私の勲章」であることに違いはありません。
そこから自傷にハマってしまった私は毎晩のように傷を増やすことになります。
さすがに夏は我慢していましたが、ちょいちょいしてました。
そのうちカミソリからカッターになり、傷の深さにもこだわりがでてきました。
傷は平行でないと嫌だとか血は滴らないとダメとか。
ちなみに今まで自傷についてカミングアウトした人はいません。ひとりも。
親は気づいていたと思うけどなんにも言ってきませんでした。決して放っておかれた訳ではないはず。
その頃に出会った音楽が私の死生観をつくりあげました。
そんな私にもついに自傷を辞める瞬間が訪れました。
次は自傷を辞めることについて書きますね。
また読んでくださると嬉しいな。