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帰り道の雪道の、靴の足跡。ドイツ語学習法タンデムを体験したこと。
こんにちは!
今日はドイツ語学習で、タンデムをしてきました!
タンデムとは、バイクの二人乗りのことを言っているわけではなく、言語学習の一つの方法のことです。
一言でいうと、
言語交換!
たとえば僕は日本人ですが、ドイツ語を勉強したいと考えています。
また、あるドイツ人の人が、日本語を勉強したいと考えているとします。
そこで、その2人が1組のペアとなり、それぞれの母国語を教え合うという言語学習法、それがタンデムです。
今日の自分のタンデムパートナーはronjaさんというドイツ人女性でした。
2人で自己紹介などをしながら、日本語とドイツ語で会話し、教え合っていきます。
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彼女はライプツィヒ大学で言語学を学んでいる方でした。
日本語の他にもチェコ語を勉強したりしており、ほんとに言語学習が好きな方でした。
彼女は呪術廻戦のアニメと漫画の大ファンで、五条悟が大好き。
2人で「領域展開!」
とか「無量空処。」
とか言って盛り上がりました。
領域展開はドイツ語で
sphärenentfaltungというらしいです。
sphärenは範囲、
entfaltungは展開、拡げるみたいな意味らしいです
なるほど、いい感じに訳してますね。
あと呪霊操術という単語の意味とかを教えました。
ただ、今後の五条悟やみんなの行く末を案じ、悲しい、心配だと言っていました。
自分も心配だ、と相槌を打ちました。
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彼女が日本語に興味を持ったきっかけは、日本の文化や国柄というより、文法が好きだったからみたいです。
言語学を学ぶ方って、ほんとにそういった要素への情熱がすごいんですね、、
どうして日本語の文法が好きなの?
と聞いたら、
ドイツ語で説明してもきっと理解はできないでしょう。。
ともどかしそうに言われました。
たしかに、、
彼女の日本語はまだ全然つたないですが、そんな説明を受けた時に、眼鏡の奥に聡明で遠くを見るような眼差しを見つけました。
たとえば自分がドイツ語を話しても、日本語を話すより数十段も知能指数低めな感じにしか振る舞えません。
自分の言いたいことを言う。
人の考えを理解する。
そんな当たり前のような事柄は、決して当たり前ではないのだ、と感じたのでした。
言語や人が人と分かりあうことを、もっと分かろうとしなければならない、と思いました。
そんなこんなで2時間半くらい話して、次会う約束もし、帰路につきました。
彼女が言っていたことの中で、
異国に来て言葉を学ぶことはとても勇気のいる mutig
ことだ、
という言葉が心に残っています。
しかし、自分はたんに怖がってばかりだったとも感じました。
いろんな人がいるのは世界中どこにいたって一緒。
人や文化や言葉にまず興味を示し学ぼうとする純粋な気持ちを、持たなくてはならないと
シンプルなことですが感じました。
帰り道の雪道の、靴の足跡がなんだか心に残る、そんな1日でした。