「やる気にさせるソフトな強制力」- 体調改善への動機付けになった測定・記録の効果-
Aさんへの健康サポートが迷惑になっていなくて安心しました。
昨年12月に、糖尿病の女性Aさんの血液検査データを一緒に見ました。
障害のある子どもがいて、そのストレスから食べてしまうということで、食べ物、体重、気持ちの記録をとるように提案し、その記録をみせていただけますかとお願いしました。
1か月後、会えなかったので、記録はラインで送ってくださりました。
お会いして感想をお聞きしたかったのですが、約束した日にお子様がコロナに感染し、キャンセルになりました。
連絡をず~~っと待っていました。
しかし、連絡はありませんでした。
嫌われました。
これは絶対嫌われました。
いやだよな~体重測定や食事の記録を見せてと言ったので、
いやがられた~
無理を言ってしまった~
勧め方が失敗した。
心配だったからサポートしたいと思ったけれど、
独りよがりだった~。
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つい先日、3か月ぶりにお会いすることができ、お詫びをしました。
そして勇気をだして、どんな気持ちだったのか感想をお聞きしました。
すると、
記録をとることで、2~3キロ痩せたとのこと。
食事も気をつけるようになり、動物性、植物性のタンパク質をとることを心掛けたそうです。
牛乳を毎日飲むようになったら、腰痛などすぐ改善するようになりました、と。
年末、ヒートショック予防についてもお伝えして、Aさんに温度計をお渡ししたので、脱衣場の温度について意識するようになった、と。
入浴30分前に脱衣場を温めるようにしたら、体の動きがよくなった。温めることは大切だと思った。血圧も下げる食事に気を付けていて、血圧が少し下がった。毎日測定もするようになった。
と感想を伝えてくれました。
あー良かった。
私がAさんの迷惑になっていなくて、安心した。
ソフトな強制力がやる気にさせ、体調が良いと感じるきっかけになっていてうれしかった。
単純に、私に連絡をするのをためらっていただけみたい。
でも、今回の反省
最初に、Aさんがどのような未来を望むかを確認しておくべきでした。
「お互い死ぬまで元気で、ぽっくり死のうね」と
笑いあいました。
今度の検査結果も一緒にみようと思います。
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