海と鮮魚、ときどきコーヒー。
わたしは海がだいすきだ。
心地よく聞こえてくる、さざなみの音。潮風。そして、広くどこまでも続き、波が立っては消えていく海をぼーっと眺めていると、全てを忘れてなんだか別の時間を生きている気がしてくる。目の前の大きな力にやさしく包み込まれているようで、とても癒されるのだ。
海へいくとわたしは必ず、海のものをいただく。
いつからだったろうか。新鮮なおさかなをたべたときに、口いっぱいに海が広がる、あの味わい深さへの感動がずっと自分の中に残っていて、その魅力の虜となり、海へ行くと