不安に追われて
看護学生一年目。常に何かに追われている。毎日が不安だ。ずっと何かに追われながら日々を過ごしている。
その何かについて考えてみた。
1、国試
私は日々国試に追われている。4年後だからまだまだ先じゃないかと思う人はいるだろう。深くかんがえすぎだと思う人もきっといる。だが私は違う。どれだけ先のことでもそれを乗り越えなければ自分が今までやってきたことすべてが意味をなさなくなると思うと怖くてしょうがない。だって看護学生国試落ちは医療の知識を少し持つただの一般人に過ぎないのだから。勉強をしなかった日には罪悪感を感じてしまう。自分は他の人よりもバカなんだから倍以上はやらなければいけないのに何をやっているのだと。この恐怖はきっと国試に合格するその日までずっと続くだろう。
2、奨学金
私は大学の30名限定の奨学金制度に、受験時見事合格した。私の家は母子家庭で大学に行く資金はほとんどないそのためこの奨学金制度にかけて受験をした。そのため、とても嬉しかった。そして今、授業料免除の代わりに5年間必ず市内の病院に従事する制約を課せられている。もちろん成績は一定以上取得しなければいけないし国試取得が第一条件だ。このプレッシャーは計り知れない程大きい。周囲には自分よりも確実に賢きものばかりで常に何かに追われているようだ。よく不安に押しつぶされそうで泣きたくなる。私は天才でもないし周囲よりも理解力が乏しく頭が良い方ではない。そのため人の10倍以上は努力しなければいけない
。
もっと楽観的に物事を考えられるようになりたい。自分は真面目すぎるのだ。周囲がはっちゃけている時も私はその場の空気に馴染めない。勉強ができないクソ真面目ほど厄介なものはない。自分を変えたいと思いボランティアにも行ったりとインドアな自分は色々と努力はしたが特にかわらず。どのようにしたらいきやすい人生になるだろう。不安がない日常を求めて今日も私は考える。