芸大での冊子を作る課題の真意に気づいた社会人大学生
とある科目の課題が某テーマで冊子を作ることだった。
全体講評で高評価を得た人に共通していたのは、冊子の中身より、なぜわざわざ冊子を作るのかという部分に高い独創性があった人たちだった。
授業のポイントを押さえたうえで、読者が食いつく共感性の高い面白い中身の冊子を作ることより、そっちだったのだ。
そういえば、需要高そうな売れそうなものを作れとは一言も言われていなかった。
長年社会人をやってるとビジネス脳になってる。
気をつけないと、自分が慣れているビジネス視点で課題をやってしまう。
私は課題をやっているときは芸大生なのだ。
新たな眼差しを身に着けたかったのではないか!
と自分に言い聞かせる。
なぜ、この時代に冊子を作る課題なんだ?って頭をよぎったのをスルーしてしまったのだけど、
そういうことだったのか。