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目標(古典語で日記を書く・第三者が見てもわからない自分だけの秘密の記録をつくる)方法(単語を覚える→簡単な例文を暗誦する→練習問題をこなす・並行して文を創作する)咲くプラスず→ 古文作文 その6(助動詞接続のための活用形篇⑥)

目標(古典語で日記を書く・第三者が見てもわからない自分だけの秘密の記録をつくる)

方法(単語を覚える→簡単な例文を暗誦する→練習問題をこなす・並行して文を創作する)

古文作文 その6(助動詞接続のための活用形篇⑥)

今回おぼえる事項
「何形に接続するか」は作文創作を繰り返す中で自然に覚えるとは思いますが、最初は次の二タイプの覚え方のどちらかをマスターした方が良いでしょう。タイプ1、タイプ2を見ながら、下にある接続の練習問題をやってみます。4回にわけて20題ずつ練習します。

接続暗記 タイプ1


ず・ざ・で・じ・む・まし・まほし・使役・受身に接続するのは未然形


使役は(す・さす・しむ)・受身は(る・らる)           
笑はず 走らざる人 咲かで 行かじ 登らむ 

て・、テン・き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たし・つつ・用言に接続するのは連用形


用言は(動詞・形容詞)  
笑ひて 走り、 咲きき 行きけり 登りつ 泳ぎぬ 泣きたり 書きけむ 受けたし 降りつつ 
☆ 例外の「ぬ・ね」 咲かぬに・咲かぬ花・花咲かねど(ず)・花咲きぬ・花咲きね(ぬ)未然と連用の両方に接続

と・。マル・べし・まじ・めり・らし・らむ・や に接続するのは終止形

  
笑ふと 走る。咲くべし 行くまじ 登るめり 泳ぐらし 泣くらむ 書くや 
☆ 例外 すなり・するなり 終止形接続なら伝聞推定・連体形なら断定 
☆ 花ぞ咲きける。○の上でも連体形。                        花こそ咲きけれ。○の上でも已然形。

を・に・の・は・が・名詞(体言)に接続するのは連体形  

 
笑ひけるを 走りしに 咲きけるのを 行きつるは 登りしが 泳ぎたる人

ど・ば・り に接続するのは已然形

      
(完了「り」はサ変は未然形せり、四段は已然形・サミシイ)  
笑へど 走れば 咲けり   
☆ 例外の「ば」 ・花咲かば  未然形プラスば → モシ~ナラバ         ・花咲けば  已然形プラスば → ノデ・スルト

会話の中の「~れ・~へ・~め・~け・~ね」の形は 命令形

      
走れ  笑へ  読め  行け  行きね



接続暗記 タイプ2

未然形 に接続するもの  ず・じ・む・まし・まほし・す・さす・しむ・る・らる


む・ず・す・じ・まし・しむ・さす・らる・まほし
  →覚えかた  ムズムズす、じましむ(ジンマシン)さすらるまほし

連用形 に接続するもの き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たし


           つ・き・けり・ぬ・けむ・たし・たり     
→覚えかた  連用形 (タバコ)つき けりぬ(煙) たしたり

終止形 に接続するもの  ま じ・ め り・ な り・ ら し・らむ・ べ し


→覚えかた  豆並べ
終止形に接続する 「なり」 は伝聞推定・連体形に接続する 「なり」 は断定

連体形および助詞の「の・が」に接続するものはなり・たり・ごとし


名詞に接続する「たり」は断定  →覚えかた 連体形につく「なり・たり・ごとし} →覚えかた  ナタリー蛾のごとし

四段活用の已然形とサ変の未然形にしか接続しないものは、完了・存続の「り」


→覚えかた リカはサ未四已(さみしい)

練習問題 1
①疑ふプラスる
②思ひ出づプラスらる
③為すプラスしむ
④見るプラスしむ
⑤咲くプラスず
⑥すプラスず
⑦かなしプラスむ
⑧得プラスむ
⑨咲くプラスんとす
⑩老ゆプラスんとす

①疑ふプラスる(うたがはる)②思ひ出づプラスらる(おもひいでらる)③為すプラスしむ(なさしむ)④見るプラスしむ(みしむ)⑤咲くプラスず(さかず)⑥すプラスず(せず)⑦かなしプラスむ(かなしからむ・かなしからん)⑧得プラスむ(えむ・えん)⑨咲くプラスんとす(さかんとす)⑩老ゆプラスんとす(おいんとす)

⑪咲くプラスき
⑫無しプラスき
⑬閉づプラスき
⑭着るプラスたり
⑮経プラスたり
⑯咲くプラスべし
⑰寝プラスべし
⑱得プラスべし
⑲無しプラスべし
⑳すプラスなり

⑪咲くプラスき(さきき)⑫無しプラスき(なかりき)⑬閉づプラスき(とぢき)⑭着るプラスたり(きたり)⑮経プラスたり(へたり)⑯咲くプラスべし(さくべし)⑰寝プラスべし(ぬべし)⑱得プラスべし(うべし)⑲無しプラスべし(なかるべし)⑳すプラスなり(するなり・すなり)

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