ヨルシカ 前世 2024は最高の一幕
みなさんこんにちは。ヨルシカが好きすぎて勝手にゴゴシカとか色んなところで名乗ってます。
ヨルシカがずっと好きだった自分。
しかし、ずっとライブに行かなかった。
そんな時、喧騒の中でふと思い立ち、ライブを検索。そうすると『前世 2024』がツアーを愛知からスタートするという。
気がつけば入力フォームを埋め、決済完了まで進むこと5分。迷いはなかった。
関東に住む自分にとって愛知は決して近くない地である。しかし、心がその遠さを思わせない。
チケットの予約が完了し、少し放置。ここで、愛知の会場を調べたら空港の近く。まさかそんなところだったと初めて気づく。
愛知に身寄りもなく、ホテルも予約。空港周辺には3つほどあるが、その中でも最上級グレードのホテルを予約。全てをヨルシカに捧げたかったからである。
そして、行きの新幹線、帰りの飛行機を予約も完了。
清々しさを感じていた。あとは当日を待つのみ。
そして、すぐにLive当日はやってきた。その日は、満月の綺麗な10/18金曜日だ。仕事は午後のお休みをとった。
しかし、午後から向かうにはあまりにも勿体無いと感じ、始発の新幹線に乗り中部国際空港へ。
サブウェイでコーヒーを引っ掛けながら、午前の過密スケジュールをこなした。
12:00
ようやく仕事が終わり、パソコンを閉じると同時に、会場へ足を早めた。開演7時間前にも関わらずである。
そして、到着したグッズ販売会場。なんと平日の昼間というにも関わらず既に長蛇の列。初回というハンデを背負ったもののファンの思いの熱さに心打たれた。
それから約1時間30分ほど並びようやく念願のグッズを購入。
そして、次はガチャガチャで5回回し、3つシークレットという引きの強さもあった。奇跡である。
嬉しさのあまり笑みが溢れた。
そして、FC限定のピックプレゼントへ。特賞はサイン入りTシャツ。結果は無惨。ガチャチャで運を使ってしまった。。。
しかし、ピックをいただくことができ、ギターを始めてみようかと今も思案している。
そんなことをしているとあっという間に時間は過ぎ、時刻は15:00である。
一度、心を落ち着けホテルへ。チェックインを済ませる。そして、部屋は広く完璧である。
ホテルで2時間ほどを過ごし、改めて会場へ。あいにくの雨であるが、そんなものはどうでもいい。
あえて、カプチーノを飲みたくもなった。
そして、会場にはより多くのファンが駆けつけて更なる熱気に包まれていた。
気持ちは高まるばかりである。
そして、ついに入場の時間がやってきた。
席はあいにくの遠さであったが、そんなことはどうでも良かった。
こんなに多くのファンとともに音楽を身に感じることができるのだから。
そして、、、ついに、開演。
初めの朗読。そして、音楽へ。この掛け合い、組み合わせが最高である。
感じる音圧、音のハーモニー、そして周りの熱気。全てが掛け合わさり普段の音楽では感じ取れないほどの美を奏でている。
あっという間の2時間30分がすぎてしまった。。。
Liveが終わった。終わってしまった。全てに圧倒された。感動で立てない。
周りの人はゾロゾロと帰路につく中、まだ会場にいる。。。
取り残されたっていい。
いつまでもこの空間の名残惜しさを感じていたい。
あれは幻想なのか?夢なのか?そういう現実味のない経験を味わった。
思ったことは『来て良かった。いや、来なければならなかった。』という感想である。
人生これまで、多くの感動を体験してきた。
私は28の歳ではあるが、あらゆる感動の形を経験してきた。
ある程度の感動の形を経験し、これ以上の形はないだろうなと思っていた。
しかし、傲慢であった。
この世界にはまだまだ、知らない世界がある。
そして、今日感じたことはそのことを強烈に叩きつけてくれる感動の体験であり、形であった。
世界の美しさ。その雰囲気を感じた。
名残惜しさと共に会場を後にした。
グッズ販売、ガチャガチャブースには夜22:00前という時間にも関わらず、長蛇の列があった。
今回のLiveを通して、改めて感じた美しさに並ばずにはいられなかったのだろう。
無論、私も並び追加で購入。
美しいマーケティングである。
そんなことを繰り返す内にようやく会場を後にした。
外に出た。
そこには、美しい満月が夜空に浮かび上がっていた。
この演出までもがヨルシカなのか。。。
自然とストーリーと音楽を調和させる。
その全てを計算し、計算し尽くされていた。
本当に鳥肌が止まらなくなり、ヨルシカへの愛が思いが溢れ出てくる。
私はイヤホンを耳につけ、嘘月を流した。
自然とあふれ出てくる涙。
こんな美しい楽曲に出会えた今の時代を生きられて、本当に良かった。
そのようにふと思えた。
満月を見ながら聞く嘘月の歌詞の1つ1つが心を刺してくれる。
今夜は一生を通しても忘れられない日になる。そう強く感じた。
ヨルシカのファンになれて良かった。
そう感じた1日はあっという間に過ぎ、興奮冷めやらぬ中ホテルへ。
心が静まらず、寝ては起きねては起きの繰り返しになってしまったが、そういう気持ちも大切にしたい。
寝不足の顔をこしらえて私は愛知の地を去った。
今回、Liveでは立ち見の推奨がされた。
しかし、Live後に賛否の声が多数上がった。
これまではコロナということもあり、声出しなどは基本禁止で、座っての鑑賞が義務付けられていた。
それがヨルシカのLiveの形にもなっていたのであろう。
そうしたファンからは座って聴きたいという声にも納得できる。
私もそのようなシーンもあった。
しかし、アーティストとして活動し、世の中に人々が感動し集まるような作品を作り上げる立場に立つ。
そうすると、やはり会場のみんなと楽しみたいと思うのは自然である。
今回はそうした、ヨルシカからの提案だったのだと思う。
彼らはまだまだ成長するグループであり、試行錯誤の中での取り組みだった。
特に初日からのスタートで彼らにも不安があったはずだ。
でも、そうした未完成の部分があって良いのではないだろうか?
まだまだ一緒についていきたい。
そう思える部分が彼らを愛おしくしてくれる。
私はそう感じている。
彼らと共に私たちもヨルシカとしてのLiveを作り上げていく必要がある。
これらは次の糧に、未来の糧に、地の糧に。
そうして、彼らはさらに美を創り出すのである。
そう信じてこの筆を置かせていただく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?