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小中高生の悩み


小学生くらいのお子さんを持つ親御さんならわかると思いますが、年齢が上がるにつれてお友達関係のことでいろんなことが起きるし、いろんな気持ちを抱くようになります。
 
 
お友達に無視された
一緒に遊んでくれる人がいない
嫌なことを言われた
約束をやぶった・やぶられた
自分だけ冷たくされている気がする
一番仲良しだった子が、他の子と仲良くなって遊んでくれない
私はその子と遊びたくないけど、誘われてしまう
いじめられている子がいたらどうしたらいい?

などなど

保育園・幼稚園のときにはなかった問題や悩みも出てくるのが、小学生。


我が家も昨日の夜、娘とお友達の話をしました。

2人の娘たちとは、これまでお友達関係のことでどれだけの時間話しただろう。

私は娘たちが話してくれるこの時間を、とても大切にしています。

就学前にたくさんスキンシップしたり、一緒に遊んだりしたのと同じくらい大切に思って、仕事や家事の手を止めて、じっくり話を聞いてあげるようにしています。


なぜなら、子どもは悩みを抱えていたとしても、それを親に打ち明けるのには、ほんの少しのハードルがあるかもしれないと思うから。
 

実際、いじめを受けていたり(いじめていたり)進路や未来にどうしようもない不安を感じていたり、自分の命を絶ってしまうほどの悩みを抱えていても、親は全く知らなかったということも少なくない。
 

実は私も、親に言えなかった1人。
 

中学生の頃、人間関係で悩んでいた私は、面と向かって親に相談することができませんでした。当時、「どうして言ってくれなかったの?」ともし聞かれたとしても、黙ってしまったと思います。

言葉にできない想いが、ありました。


今その時の気持ちを言語化するとしたら

いじめられていると言いづらい(恥ずかしい)
親に心配かけたくない(安心してほしい)
一緒にいる時間は楽しく過ごしたい(きっと親は悲しむに違いない)
親にはいいところ見せたい(親が大好きだから)
 
そんな感じだったと思います。


何より我が家は、両親共に忙しく働いていて、「ただでさえ忙しい両親を煩わせてはいけない」と、子ども心に思っていた部分が強くありました。
私が打ち明ければ両親は真剣に聞いて受け止めたり、励ましたりしてくれたと思うけれど、今思えば、何もせず一緒にゆったり過ごす時間が少なかったのかもしれません。


心が緩まらないと、心の奥の言葉は出てこない。
その時の私は心がカチカチに固まっていて、それを解くだけの家族との時間がなかったようにも思います。
 
両親の仕事だけじゃなく、自分は自分で、学校・部活・習い事・塾…と日々忙しくしていて、家に帰ればご飯食べてお風呂入って宿題やって寝る、みたいに「やらなきゃいけないこと」をこなすだけで精一杯でしたから。



「家族」という最少単位のチームから、社会に出てたくさんの人に出会うことで、いろんな経験と共に成長していくもの。
 
 
娘たちも今まさに練習中だし、同級生・同世代の子どもたちも練習中。
いろんな問題や悩みも、「社会性の勉強だ」といえばそうなのだけれど、練習中・勉強中に深い傷になったり致命傷になってはいけないから、まだまだ大人の理解や介入が必要だし、丁寧に関わっていく必要があると思うのです。
 

「傷付いてほしくない」と全ての問題から遠ざけてしまえば、その子が自分で考えたり解決する方法を身につけないまま成長してしまうし

「子ども同士の問題だから勝手にやってほしい」と距離を置いてしまうと、誰にも話せないまま、解決の糸口も見つけられないまま苦しんでいたり、時にはそのことで心を病んだり致命傷になってしまうこともあるでしょう。


だから私は「いつでも話していいんだよ」「いつでも聴く体制は整っているよ」「あなたが抱えている悩みや問題は、(些細なこと)ではなく、(大切なことだよ)」というメッセージを送りたいし

私の人生で何よりも大切な娘たちの悩みを聞く時間や心の余裕を持つために、自分の生き方を自分で決めたいと思ってます。


みなさんはどうですか?
子どもの頃、自分の悩みを話せる人はいましたか?
そして我が子との時間はどうですか?

よかったら、どこかで教えてくださいね。





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