国のバランス
現在、齋藤孝先生訳の学問のすすめを読んでいる。
そこである部分を読んで、日本に問いたくなった。
人が健康を維持するためには外部の刺激に内側から反応して身体の動きを調和する。
これは国も同じなのだ。
外部が私達国民であり、内部が政府である。
では今現在、国はバランスをとれているのか。
昨日、マンションの横の工場(?)の人々が区切りのマンションのフェンスに大きな板を立てかけていた。人よりもずいぶん大きい板が数枚ある。
これが災害時、マンション側に倒れると、出口を防ぐことになる。
母はそれを懸念し、警察に電話したが対応してくれない様子らしかった。
緊急にならなければ動かない。
結局誰かの命が犠牲にならない限り、動いてくれないのである。
このように私は今が国のバランスがとれている状態とは思えない。
しかし、国というのは政府と国民で成り立っていることから私にも責任があるのである。
だからこそ、教養人になり、国のバランスがとれている世の中を作っていけられるようになりたい。