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Ascを考える②

西洋占星術におけるAsc(アセンダント)は
外から見たその人の特徴を表します。
しかし
これまで、自分を含め何人かのAscサインとその身体的特徴を照らし合わせてみて、いまいちピンときませんでした。

一つ前の記事では、1ハウスと天体の状況からの気付きがありました。


今回はこちらの記事を参考にさせて頂きます。

まず
ハウスの境界線をハウスカスプ
サイン(星座)の境界線をサインカスプ
と言います。

「2つのハウスは地続きではないものの、星座の影響がある」

星座(サイン)は、まるで1人の主人公があらゆる役を演じるかのように、様々な星座のエネルギーをまとい、変身・変容しますが、ハウスとなると、そうではありません。

一ノ瀬ユイさん


12ハウスと1ハウスがサイン(星座)を共有する場合、ハウスの境界はアセンダントで明確に区切られているが、サイン(星座)の性質やエネルギーはグラデーションとなっていて、幾らかの自由が利く。


ハウスはカスプで区切られているが
サイン(星座)はグラデーション


サインのグラデーション
こんな感じ(雑ですみません)



1ハウスと12ハウスは蟹座♋で共有されていて12ハウスのハウスカスプは双子座♊

第12ハウス(室)と第1ハウス(室)の星座の共有においては、第12ハウス(室)の影響が強くなるため、その星座の働きが不明瞭になります。
これは第12ハウス(室)に重なる星座の働き・作用が自覚しにくい、という意味であるとともに第1ハウス(室)においては、さらにその傾向が強くなる、ということです。


「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座」より 一ノ瀬ユイさん

12ハウスのカスプサインである双子座♊と蟹座♋の2つの資質を持っているが
12ハウスに重なるサイン(蟹座♋)の働き・作用は出にくく、1ハウスにいたっては尚更自覚しにくい。

と言うことは
Ascの特徴に強く影響をおよぼす(かもしれない)サインは何なのか?


あまり一般的な表現ではないかもしれませんが、「始まり(起点)」には、莫大なパワーが宿ります。
「原因と結果」がセットで語られるように、原因が無ければ、過程(プロセス)も結果も存在し得ません。
ですからハウスの定義において、「始まり」という境界線であるハウスカスプは、大変重要なのです。

一ノ瀬ユイさん


つまり長男の場合
Ascサインは蟹座♋だけどその作用は共有で弱まるから、一つ前のカスプサイン双子座♊が強く影響する。
と言うこと。

というわけでAsc双子座の特徴を見てみます。

双子座のアセンダント
容貌
幅の狭い細長い顔立ち、広い額、薄いこめかみ、高くてまっすぐな鼻、薄い唇、切れ長の目、落ち着かない、素早い目の動き、長くてきれいな直毛
容姿
背が高く痩せ型、背筋が伸びた活動的な体格、薄くて広い肩幅、すらりと伸びた腕と足、細い指

ルル・ラブア「占星学」より

太字部分は長男の特徴と合致しています。
Ascサイン蟹座と比較しても、12ハウスのカスプサイン双子座の特徴の方がしっくりきました。


面白い!

つづく


今日は、落ち着いて箱根駅伝を観ます。






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