頑張りましょう!
頑張ってね!
私はいい言葉だと思います。
でも、どんな言葉も使い方が肝心ですよね。
努力の仕方って、意外と難しいと思いませんか?
いろんな努力があると思いますが、日本語教師の立場から考えてみます。
学習者に向けての「頑張ってね!」
もちろん日本語の勉強を!ですが…。
語学の学習と習得は、
果てしない終わりの見えない戦いでもあると思います。
特に、初めて外国語を勉強する学習者にとっては、絶望さえ感じるかもしれません。
ピクニック気分で、スタートラインに立ったら、今からトライアスロンだよ!頑張ってね。
と言われたような…。
え?なにそれ?
コースは右?左?
靴…これで大丈夫?
え?どうしたらいい?
誰か一緒に来て〜。
……って感じでしょうね。
頑張って!という前に、具体的な道筋や方法を示すと正しい方向に頑張ることができますね。
どんな教材を使って、どのように学習を進めるのか。
自宅学習は、なにがオススメか。
なぜ、この文法が必要なのか。
ひらがな、カタカナ、漢字を勉強するメリットは何か。
学習者が目指す最終目標に到達するためのステップを具体的に説明した後に、
頑張りましょう!
と言いたいです。
努力の仕方は、目標や目的が明確なほど簡単になります。
より具体的に、より明確に!!
日本語教師に向けての「頑張ってね!」
私たち日本語教師が学習者の様々なニーズに対応しながら、的確な学習計画を提供するには?
経験と勉強であらゆることを網羅するのが、一番ですが…。
それこそ果てしない…。
教材を知る
学習者のニーズを知る
学習者の躓きを知る
教え方のパターンを増やす
などなど。
できることを具体化して、色々な立場や方向から考えてみることが大切なのではないでしょうか。
他の日本語教師のみなさんの考え方や捉え方を聞くと世界が広がる気がします。
日本語教授法研究会もその足がかりになれば!と、思っています。
https://shamrocklanguage.com/free/teacher-training
Asao Language School では、月に一回オンラインで日本語教授法研究会を開催しています。
日本語を教えることの楽しさや難しさをみなさんで共有し、一緒に成長できる会にしたいと日々奮闘しております。
日本語教授法研究会は、所属先や資格・経験の有無を問わず、どなたでもご参加頂けます。
既に日本語教師として働いている方、現在日本語教師を目指して勉強中の方、副業として日本語を教えることを検討されている方、日本語教育に興味を持ち始めた方などなど、新しいチャレンジや成長のチャンスを探している方、ぜひご参加ください。