みなさんは、何かを独学で習得したことがありますか? 最近は、テキストもオンライン教材も色々あって、なんでも独学できる環境が整っていますね! 無料もしくは、ほとんどお金をかけることなく、独学で何かを習得するチャンスは無限にあります。 でも! 独学のみで頑張ろう!!と思う人は、多くありません。 語学学習も同じです。 オンライン上には無料の学習サイトが多く存在し、 言語交換交換や交流イベントなど話すチャンスを探して練習することは難しいことではありません。 加えて、今はAIを
今年の目標は、達成しましたか? 今年の目標は、ありましたか? 目標を決めること そして、 それに向かって努力すること これは、目標を達成すること以上に、大変で難しい気がします。 大人になると、子どもの時のように、生活や環境、自分の立場が一変する機会は少なくなります。 つまり、リスタートできるチャンスがなくなるということです。 学生時代は、卒業するまでの期間限定。 留学時代は、帰国するまでの期間限定。 限られた時間を、なんとなく意識しながら、人によってははっきり意識
日本語は、立場や関係性、状況によって呼び方が大きく変わりますね。 単語を覚えるのは、とても大変。 しかも、どちらでも大丈夫!という場合と、一つしかダメ!というパターンの堺が、曖昧…。 年代や地域性、流行もあります。 正解を一つにしぼれない問題は、答えるのが本当に大変だなと思います。 日本語は、主観的に物事をとらえ、話者の意見や考え・ものの見方から、使う単語や文法を選択しています。 論理的、合理的に、文法を整理するには、限界があります。 なぜなら、 話者の気持ち
日本語教師になるために、必要なことは何でしょう? 語学力? 人脈? 資格&免許? 知識? 経験? トーク力? これだけあれば、間違いない!というものは、ないでしょう。 人によって、持っているスキルと不足しているスキルは違います。 でも、確実に必要だ!と言えるのは「やる気」と「学習者」ではないでしょうか。 一緒に勉強したいと言ってくれる「学習者」が、1人でもいれば もう、日本語教師です。 チャレンジしたい気持ち、「やる気」があれば目標に近づけます。 学習者を獲得するた
外国人が日本語を勉強するとき、難しく思う点は何でしょう? 文法や発音、文化の違いももちろんですが、 文章がどこで切れていて、どこまでが1単語なのかを理解することも難しい点の一つです。 日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字の3タイプの文字を組み合わせて使用します。 加えて、数字(アラビア数字やローマ数字)とアルファベットが、一文の中に散りばめられることも、多々あります。 文の区切りに、句読点(。、)やスペース、その他の符号がつくことはありますが、 単語ごとにスペースやマ
毎月1回 年10回のペースで、オンライン勉強会を開催しています。 日本語を教える仕事に興味がある方。 日本語教師になるべく勉強している方。 日本語教師として働き出し、試行錯誤されている方。 より良い授業作りのためのアイディアやヒントが欲しい方。 語学や日本語に興味がある方。 などなど…。 どなたでも大歓迎です。 ご参加いただいた皆さんで、作り上げる勉強会を目指しております。 9月の研究会は、ゲストスピーカーをお招きして、実際に日本語教師として活躍している先生にお話を伺い
1対1の日本語レッスンでは、学習者のリクエストが第一優先です。 特に、リクエストが多いのは『会話/フリートーク』ですね。 でも、フリートークって何を話せばいいの?と思いませんか。日本語の練習なための会話練習なので、内容はなんでもいい! はい。その通りです。 でも、自由って難しいですよね。 技術的なコツは、過去にもまとめてみました。 相手に合わせられるスキルももちろん大事! フリートークも、レッスンですから。 フリートークが得意な先生も、たくさんいらしゃいますよね。
日本語教師の働き方は、色々なタイプがありますね。 留学生向けの日本語学校で 大学、小中高等学校、インターナショナルスクールなどの教育機関で 日本国内企業の外国人従業員への日本語レッスンで 技術研修生の研修所で 自治体の日本語教室やボランティアクラスで 塾やオンライン日本語教室で などなど、多岐に渡ります。 加えて、海外で日本語を教えるという選択肢もあります。 特に、最近はオンラインの日本語レッスンを受講する学習者が増えてきているのではないでしょうか。 日本語教師は、教
私たち日本語教師は、言葉を教えることを生業としています。 つまり、日本語のプロ! (日本語のことなら任せて!!っと思いたい…。) レッスンでは、「なんでも聞いてください!」 と、かっこいいことを言いつつ、内心ちょっとドキドキしています。 知らない言葉や言い回し、専門用語や流行り言葉などなど よく知らない言葉に出会うのは、決して稀なことではありません。 語彙に限らず、文法や文型も学習者目線からの斬新な切り口の質問は、冷や汗ものです。 どう教えたらいいんだ? そんな
語学に関わる仕事をしていると、語学への関心が高まりませんか? 毎日、いろいろな国の日本語学習者と話すと知らないを覗き見ることができます。 私は文化や風習、習慣だけでなく、言語にも興味がわきます。 言語も文化の一つですから、その言語を知るとその学習者を理解することに繋がりますね。 できることなら、全ての言語を学びたい!! 時間とお金とやる気と体力があれば…。 そう、語学学習はなかなか大変なのです。知ってました。 でも、『学ぶということ』と『マスターするといこと』は
日本語を教えていると、必ず聞かれる質問です。 答えは、一つ。 「それは、あなた次第です。」 初回レッスンで、されることが多い質問ですが、かなり難しい質問だと思いませんか。 この質問をされたとき、私は頭の中でこんなことを考えます。 まず・・・ ・あなたの「話せる」のレベルは、どのくらいですか? そして・・・ ・1日何時間日本を勉強できますか? ・それは、継続できますか? ・授業以外で日本語を使うチャンスは、1週間に何時間ですか? ・周りに日本人はいますか? ・その日
1ヶ月に1回開催している日本語教授法研究会。 6月のテーマは『第35回 日本語力を伸ばす作文指導』でした。 自分で考えて、文章を作り上げ、書くこと について、 日本語学習の面から色々と考えてみました。 毎月の日本語教授法研究会では、毎月のテーマの講義の後に 意見交換会という名のフリートークの時間を設けています。 今回、みなさんとお話しする中で… ・日本語を流暢に話せるようになる人は、書いている ・宿題で文章を書いてくる人で、日本語が伸びない人はいない というよ
語学学習と切っても切れない関係の文法学習。 ところが、 文法学習はつまらない!!やりたくない!! 文法を勉強しても話せるようにはならない。 と思っている人は、少なくない。 日本語レッスンをしていると、 「文法も文字も必要ないから、話せるようにしてください!!」 というリクエストをしてくる学習者もいます。 (はい。頑張りましょう!と言いながら、おお〜どうやって文法を教えようかなと考えています…。) そもそも言葉はコミュニケーションのツール、 母国語(私たち日本人は日本
日本語のテキスト問題を考えてみようと思います。 日本語を勉強するためのテキスト。 日本語を教えるためのテキスト。 日本語を教えることを学ぶテキスト。(いわゆる教本) 宿題のためのテキスト。(いわゆるワークブック) 日本語文法のテキスト。(いわゆる文法書) などなど、副教材も含めると日本語のテキストってすごい量ですよね。 どれを使うべきなのか…。 「おすすめの教科書はありますか?」 よく聞かれる質問ですね。 はい。ありますよ〜。 でも…。 ポイントは使用目的です
テスト対策というとなんだか難しそうで、つまらなさう…。 と思いがちですよね。 でも、実は先生にとってはやりやすい授業なんです。 なぜなら、目標と内容がすでに決まっているから! 授業計画が立てやすい! 学習者に合わせてのプランもアレンジがしやすい! 目標達成までの期間か明確なので、学習者のやる気をキープできる! 成果を数字で確認できるので、わかりやすい! 文法的に、正しい日本語を教えればいい! 事前準備がしやすい! 教師にとっては、いい内容ではないでしょうか? 特に、
先日、学習者の方からもらった質問です。 『自習は セルフスタディー ですよね?』 私は英語はあまり得意ではないですが、 セルフスタディーは、わかります。 self-study つまり、自分で勉強することですよね。 さあ、この学習者の質問は YES or NO ? 学習者のこのような質問に答えるとき、いつも悩みます。 学習者の質問の意図は? 日本語で表現したいのは、何か? どのような状況で使う? その英語の意味やイメージは日本語と同じ? などなど・・・。 な