入社エントリ (HANZOとSREについて)
ご挨拶
株式会社GoalsのSRE部門の間橋です。
入社してから試用期間も終わり3ヶ月経過したので僕が所属しているSREと弊社飲食店業界向けSaasのHANZOの共通点と入社を決めた理由をツラツラと書いていきたいと思います。
経歴
新卒ではIT業界とは無縁の営業会社で働いていました。
業務の中でPCでExcelのマクロに触れる機会があり、PC関連の業務に興味もったことをきっかけにIT業界への転職を決意。
完全にIT未経験という立ち位置でエンジニアへの転職は厳しい状況ではありましたが、ちょうどよくインフラ専門の部門を設立したばかりの会社に
入社することができました。
未経験だった僕はまず研修を受けさせてもらうのですが、
「せんせー!おーえす(OS)ってなんですか?」
同僚「研修ってどんなことやってんの?」
僕「Firefoxで開発環境構築してFedoraで色々調べながら研修進めてるね!」
同僚「。。。逆だろ」
といった講師の方も頭をかかえるような状態だったと思います。。
講師の方がめげずに教えてくれた甲斐もあってか(あの時教えてくれた先生に感謝しております。名前忘れましたがw)
念願のLPIC レベル1を取得(現状は失効してます。)
満を持してエンジニアとしてキャリアスタートします。
それから10年ほど出向しての案件や自社での受託案件などオンプレミス、仮想環境の構築移行などを経験。
当時はサーバ一台を準備するだけでもかなりの労力が必要でした。
などなどです。
そんな折、業務の中でAmazonWebService(AWS)に触れる機会があり、
ほんの数分でサーバが立ち上がるのを目の当たりにしてカルチャーショックをうけ、AWSを利用した自社サービスに関わりたいと思いWEBサービスを展開している企業に転職しました。
技術力を磨きたいという思いが強くなり色々な勉強会に参加、
(学生時代に勉強をやってこなかったからかもしれません。
AWS Startup Community Conference 2022に参加したことをきっかけにスタートアップにも興味を持ちはじめ、縁あってSREとしてGoalsに入社するのですが、決めた理由は後述します。
サイト信頼性エンジニアリング(SRE)とは
ではSREって具体的に何をやっているの?というのをイメージつきやすくするため、今流行のChatGPTに問いてみましょう。
デジタルな厨房というのはちょっと何を言っているのかよくわからないですが、(おそらく過去のやりとりからそんな感じになってしまったのかも)サービスとしての品質を保つというのは同意です。
つまりサービスが常に利用し続けられることができるようにしていくというのが僕に求められた役割と認識しています。
例えるならば、日常的な喫茶店が常に温かいコーヒーを提供することと似ています。
しかしながら、現実はそう単純ではありません。
利用者の増加、突如として起こる障害、あるいは予期せぬメディア露出などの要素により、サービスの負荷状況は刻一刻と変化します。
サービスが常に同じパフォーマンスで利用し続けられるというのは非常に難易度が高いことと考えています。
例えるならば、複雑なダンスを踊りながらコーヒーを淹れるバリスタのようなものです。
誰もが知っているサービスや技術力が高い企業でも一時的に利用できなくなるということが起こっていることから、難易度の高さが窺い知れます。
HANZO ✖️ SRE の関係性
弊社で提供しているHANZOプロダクトとSREの関連性についてですが、考えてみると共通点が多いことが気づきました。
飲食店では、キッチンの機器のメンテナンス、食材の在庫管理、スタッフのスケジューリング、衛生状態の維持など、多くの業務が一貫したサービスを提供するために必要です。
これらの作業は、SREの作業と対比することができます。
SREでは、システムのメンテナンス、リソースの管理、スケジューリング、セキュリティの維持などが必要です。
HANZOは飲食店向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスですが、自動化やコスト削減などの効果が見込めるサービスです。SREも同様にDX(Developer Experience)を担い、自動化やコスト削減に取り組みます。
つまり、HANZOは飲食業界のSREとも言えるのでは!?なんて思ったりしたのは、CTO多田とカジュアルに話している時の僕の秘かな感想です。
Goalsに決めた理由
Goalsはスタートアップ企業です。
スタートアップ企業における初期開発フェーズは、アプリケーションの基本機能に焦点を当てるという特性があります。
これはサービスの本質的な部分が機能しなければ、ビジネス自体が始まらないためです。
この段階では、スケーラビリティやInfrastructure as Code(IaC)などの考慮は確かに重要ですが、それらは往々にして次の優先度として位置付けられます。
その結果、初期段階では必要最低限の実装に留まり、ベストプラクティスが完全には適用されない部分も存在します。しかし、プロダクトマーケットフィット(PMF)を達成し、スケーリングの段階に移る前に、これらの課題を解消する必要があります。そうした時点で、そのような要素への優先度が上昇し、より充実したシステムへと発展します。
つまり、スタートアップの初期フェーズは機能開発に注力する一方で、将来的に必要となるスケーラビリティやIaCについても視野に入れ、次の成長ステージに向けて整備を進めるというバランスが求められます。
自分が今後AWSをより活用し、自動化やコスト削減を追求したいという意欲が、Goalsが現在整備を進めているステージとピッタリ一致していたことが、僕がこの企業を選んだ理由の一つです。
あと加齢によるものかもしれないですが、
発展途上のものだったり、光る原石は魅力的に見えますね。
ここで漫画ハンターハンターのある一文を引用させてください。
今なら気持ちがわかります。(笑)
RPGのゲームで例えると
レベルが20〜30ほどぐらいのところでしょうか。
もっとわかりやすく言えばドラゴンクエスト5で
新婚で冒険しているあたりが一番楽しいと考えてます。
Goalsは磨けば光る原石、ゲームでいうと一番楽しい時期にあるように見受けられました。
まとめ
今年1月に新設されたSRE部署では、まだ解決すべき課題が山積みです。
今後IT業界のエンジニア不足になるというデータ結果もあり、
エンジニア組織強化のため教育制度の検討導入などの課題もあります。
ですが、その課題を一つ一つ解消していくことで僕自身がレベルアップできる環境にあると実感があります。
それはまさにRPGの冒険のようなもの。
この冒険を楽しみつつ、会社と共にGrowthを遂げていきたいと思います。
Everyone, Creator
Goalsでは一緒に事業を拡大してくれる仲間を募集しています!
このnoteを読んで興味を持ってくれた方はぜひカジュアル面談の申し込みからお声がけください。
カジュアル面談はこちらから↓