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元気さのメーターの話


約3ヶ月前、『気分変調症』と診断されました。

『気分変調症』

うつ病ほど重度ではないけれど、一日を通して気分がすっきりしない状態が2年以上続く慢性疾患のこと
慢性的な軽いうつの状態が続く病気


抽象的に言えば、(私の場合)元気さのメーターは底をついていないけど、低い値で浮き沈みしている、みたいな状態。

今現在、休職し病院に通いながら、なんとなく元気さが70〜80くらいになったかな?くらいの状態です。

先日医師に診てもらったところ、元気になったけれどまだ通院は継続、とのこと。

120と100のメーターのラインがあるとして、
本当は120と100の間で元気さの浮き沈みがあるのが理想的な状態だそうです。

100の下辺りで浮き沈みしていると、急にガクッと落ちることがある(≒うつ状態や似たような病気になることがある)
今の私はその状態のため、元気さをあげて120くらいのラインまで持っていく

120まで持っていき、120〜100を行き来するラインにするには、約半年、長くて1〜2年かかるのだそう。


その話を母にしたところ、母の中で疑問が浮かんだようで、

『その元気さというのは人並みの元気さがある状態に持っていけるのか?
全員同じ大きさの器を持っているのか、個人で違う大きさの器を持っているのか?』
…とのこと。


医師に聞いておらず私個人の解釈になりますが、
『個人で違う大きさの器を持っている』
だと感じます。

診断後の過ごし方や医師の話から、私がなんとなく受け取ったのは、
器を大きくする、というよりは、持っている器の中身を満たす、というイメージ。

がむしゃらに何かを頑張ったり動いたりすることはなく、寝たいだけ寝たり、見たいだけ動画を見たりして、のんびりと過ごしていました。

医師からは「好きなことをしてね」と時々言われるので、
母とショッピングモールなどに出かけて気分転換などをしていました。
(買う予定はないけれど、服や雑貨をふらふらと見る、いわゆるウィンドーショッピングが好き)



休職する前に、とある人から、『あなたは楽しくやっているのか、何をやりたいのかがわからない』という旨を言われたことがあります。

友人と遅くまで遊ぶのが好き、ワイワイガヤガヤとはしゃぐ雰囲気が好き、という明るく活発タイプの人からすれば(上記のとある人はそんなイメージの人)、
私の元気さは、相手が100とすれば、50…大袈裟に言ってしまえば20くらいに見えるのでしょう。

当時はその人の言う通りだなと思ったし、
今も「私は私で楽しくそこそこ元気にやってます」と胸張って言い返したいわけじゃないけれど、

元気さのメーターは人それぞれで、活発な言動で元気になる人もいれば、ささやかな事柄で元気になれる人もいる。

私は私、あなたはあなた。
それでいいじゃないか。

そう、開き直れました。
開き直ることにしました、かもしれない。
…どっちもかも(笑

器の大きい人が、器の小さい人に対して「元気があまりない」と言われたって、
器の小さい人のメーターが8〜9割あれば、それはちゃんと元気なんだ、と信じたいです。


***

わたしはわたし。あなたはあなた。適当に楽しくやりましょう。
そんな感じだったら、みんなあまり悩まず楽に呼吸ができるのに。

神さまのビオトープ/凪良ゆう(小説)


というフレーズを書きながら思い出しました。


気分変調症になる前や治療中のこと、以前思っていたこと・今思っていることなどは、どこかの機会で書けたらいいな。



『50の質問』を少しずつ答えていってます。

こちらのお題をお借りしています↓
https://50mon.jp/q/513


44.起きる時間

仕事があると6時頃
休日は8〜9時頃


45.寝る時間

仕事がある日は11時〜1時くらい
基本的に10時には寝たい


46.休日の過ごし方

ゲーム、動画を見る、昼寝

時々母とお出かけ
ショッピングモールやカフェが多いかな


47.将来の夢

夢か…ないなぁ
あったけどもう叶えちゃったもんなぁ…

強いていえば、穏やかな生活が淡々と続くこと

(ぶっちゃけて正直にいえば、今すぐ自分の手で自分を殺めること)
(↑心療内科通ってそう願う頻度は減った)


***

では、また、どこかで。

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