セブンのカフェラテ
セブンのカフェラテが好きである。
と言うより、ミルクの後にコーヒーが注がれるタイプのカフェが大好きである。
あの種のカフェの醍醐味、それはミルクとカフェが混ざっていない、最初期のあの状態である。
ミルク9割以上カフェ1割未満、あの一瞬の味がたまらなく好きである。
むろん、ひと吸いしてしまえばその割合は瞬時に変化してしまう。
その後はもうただのカフェ的飲み物でしかない。
あの一瞬を吸い上げるために、わたしはセブンのカフェラテを買う。
わたしにとって、カフェラテの価値はあの一瞬に凝縮されている。