受け止めてくれる人がいること
自分の認知の問題(自分の受け取り方一つで問題が解決するもの)で解決しない問題は、自分だけでは解決できない。解決できるだけの知識と能力、人とのつながりがあれば解決できるかもしれないけれど、これはかなり大変。それだけ揃ってる人は、一握りだと思う。
だから、多くの場合、問題は解決できないまま、その問題にさらされ続けることになってしまう。解決できればいいけれど、解決できない場合に自分だけでその問題を抱えることは、結構しんどい。問題そのものを引き受けるしんどさもあるけれど、その問題があることを他者が知らなければ、解決できないだけでなく、(誰もそれに気づかないし、人に話せなければわかってもらえることもないので)孤独を感じることになる。
こういう時、問題解決はできなくとも、問題の存在についての認識を共有してくれたり、他者の立場から今の自分の立ち位置を客観視できるような視点をもらえたりすると、その問題に流されず、自分を保っていられる可能性が高くなると思う。逆に、これがないと、問題解決できないだけでなく、自分自身が危険な状況に陥ってしまうことにもなりかねない。
だからこそ、自分の状況を伝えられ、受け止めてもらえる環境があることってとても大事だと思う。一方で、そういう環境ってどうすればできるのか?受け止めてくれる人に心当たりがない。そもそも、そういう発想がない。という人も多いように思う。受け止めてくれる知人がいるとか、そういう環境って、どうやって作ればいいんだろう。
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