社会は存在する。
新興宗教二世は昔の俺と同じ力に操られた奴らだ。
だけど必ず人生はやり直せることができる。
かつての受験勉強どころじゃなく旧来的な倫理感覚において劣等生だったあの僕が人生を大逆転したみたいに。
だから、キミたちがもう一度人生をやり直すために、キミたち新興宗教二世に言いたいのは、
甘えを捨てろ。
僕を見下しながらも愛しているうちは大人なんかには必ずなれない。
そんな甘えた態度じゃ社会に風穴は空くはずはない。ただ駄々をこねているだけだ。
キミたちだってそれは痛いほど分かっているはず。
僕なんかよりも世間は優しくないのだから。
好きの反対は、無関心。
誰もかまってすらくれないのだから。
結局のところ、ヒカキン含めたYouTuberブームは一種の逃避行動であって、両親から家族からあるいは学校、会社から逃げ出したい日本社会の壊れだったんだ。
YouTuberに答えなんかない。
あれは、虚無だ。
adoなんかに、本当に人を感動させる力なんて、ない。
あれは、虚無だ。
キミたちの辛い気持ちは痛いほど分かるけど、人と人のつながりは決して切れないのが人間が社会を作るという性質らしい。
きっとキミたちだって年をとったら次の自分たちに復讐される。
だから後悔しないうちに、もう一度目を覚まして、人生をやり治してほしい。
人生にリセットボタンなんか存在しない。
それは絶望ではない。
それは希望だ。
物語は必ず最後までがんばれば、必ずハッピーエンドだからだ。
卒業しよう。
退学するな。
本当の意味で。