出不精旅日記 2024.5 1日目 そうそう、これがいつもの感じ…
向いの棟にチェックインしている友達が私達のいる棟に来てくれ(歩いて20秒くらいの至近距離)、三人で潮州のまちに。
台北とは違い、早く閉まる店も多いので、さっさとどこかに入りましょうね。
駅の向こう側に繁華街があるから、そっちに行ってみましょうか…というざっくりした感じです。
友達は
「行ってみたらいっぱいで入れないとか、閉まっていることも多いからね、いくつか調べておいた」
と相変わらず頼りになる感じです。
私は彼女と20代からのご縁で、出会った時から、食べるところ、観る映画やギャラリーの選択から、彼女に頼り切った人生を送っています。
あんた自分の意志はないのかい?! というツッコミをたまに頂く事はありますが、彼女の選択眼は若いころから狂いがなく、私はこのおんぶにだっこな感じで約30年間一切後悔していないのだから一体何の問題があるというのでしょうか(笑)?
今夜も私はぼーっとついていきますよ。
三人でキョロキョロしつつ歩いていきます。
友達が調べてくれていた店はやはり閉まっていたりして、候補はあと一つ。
そこはすごく庶民的な、地元の人の多い食堂で、閉まっていることはまずないだろうとのこと
「じゃあ、そっちに行ってみましょうか?」
と私達が歩き出すけれど、夫は反対方向に。
友達が
「そっちに目的があるの?」
と聞くと、
「ないけど、なんかありそうじゃない?」
希望的観測に基づいていると…。友達は
「はいはい(口癖)。今日は疲れてるから、確実なところにするよ」
「いや、もう少し行ってみようよ」
「ここまで来てないんだから、もういいでしょ。寧子も疲れてる」
「せっかく来たんだからもったいないよ」
あー、これこれ。
これが私達のいつもの感じ(笑)。
そしてしばらく夫の行きたい方向に歩き
「無いね」
「食べたいのは無いね」
「やっぱ戻ろう」
となって、友達が調べておいてくれた、こちらへ…
さっぱりした味つけ焼きそばに卵焼き。
軽食風ですが、今日は移動も多かったしこのくらいでちょうどいいかも?
夫は大盛にしていました。
周りを見回すと、勉強 をしつつ食べている高校生とか、明らかに二軒目風のグループとか。穏やかな日常の空気が広がる店です。清潔なのもいい感じ。
地元の人にとっては小腹を満たせるカフェみたいな場所なのかもしれません。
そしてこれも味のうち…
潮州、来たばかりで全体像はよく分からないけれど…不思議な安らぎを感じるまちです。
腹八分目で、ご馳走様でした。
さあ、三人で宿まで帰りましょう(^▽^)/
(つづく)
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