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すみだ向島EXPO2024 〈東亰ー東京〉ミュージアムなどのお知らせ

10月5日(土)から11月3日(日)の約1か月間、「すみだ向島EXPO」が開かれます。
コロナ禍の2020年から毎年行われている、京島エリアを中心とした地域密着型のアートイベント、町全体がアート空間になる…と言っても小難しい雰囲気はなくて、誰もが街をそぞろ歩きしつつ、食べたり飲んだりしつつ、風景や雰囲気、作品やアーティストと交流できる場のようです。
実は私、このイベントの存在自体を知らなかったのですが(すみません…)、今回はじめて訪ねてみようと思っています。

今年のすみだ向島EXPOチケットは、開催期間中何度でもご来場いただけます。ご来場日が早ければ早いほどお得です。またキラキラ橘商店街加盟店でご使用できる500円券も1枚ついています。
すみだ向島EXPO2024チケットをゲットして、街全体を舞台にした約50の展示やアートプロジェクトを楽しんでください。
https://sumidaexpo2024.peatix.com
◆券種◆
一般 ¥3,500
墨田区民 ¥2,500
高校生・大学生 ¥2,000
中学生以下 ご招待
※上記券種には、キラキラ橘商店街加盟店でご使用できる500円券付き
※ご招待券には商店街券は付いておりません
※一部のイベントは別途料金がかかります。また別途予約も必要です。詳細は各イベントの紹介をご参照ください。
【ツアー付きチケット】ただいま企画中!
【当日券発売】総合受付の京島駅では、現金もしくはペイペイ支払で当日券も発売しております。
(クレジットカード支払の場合はPeatix経由にてお支払いください)

イベント等に関してはスタッフへお尋ねください。

(公式ホームページより。以下も引用はすべて公式HPから)

チケットは期間中ずっと有効なので、お近くの方は早めに購入して何度も遊びに行くのがお得のようですね。
私みたいに一度しか行けない方は…1日でもとをとりましょう(笑)。
ただし上記のチケットが必要ないイベントもあります。無料で鑑賞できるものもあるそうなので、公式HPなどでご確認下さい。

ちなみに今年のテーマは…

2024年のテーマは
「花」と「森」
This year's theme is “Flowers” and “Forest.”

明治時代頃からの由緒ある面影残る京島エリア全体を舞台に、祝いやはじまりの象徴である「花」、そして町自体を有機的な「森」と見立て、さまざまなアーティストが作品をつくり、町中に花が咲くような一か月を提供します。具体的には、参加する華道家やフローリストたちは商店や家に花を飾ったり、花活けのワークショップを行うことで、自ずと町の人たちとの関係性に花が咲かせます。そして画家やアーティストは古い家屋を年輪を重ねた樹木に見立て、花や森を描き、町に鮮やかな色彩と歴史の可視化をもたらし、町と人が主役になるようアーティストが光を差し街を演出し、町が森、建物は樹木さらには暮らす人々が花と咲くような風景の実現を想定しています。

<コンセプト及びテーマ設定の背景>
今回のコンセプトは、この町の関係人口のさらなる拡大とより深いつながりを生み出すため、気軽に訪れた方が楽しく町と関われる方法を模索した上で考案されました。そしてテーマの「花」と「森」は大規模公園や緑の比較的多くないこのエリアの住人の方々軒先で小さなプランターや神社の樹木で四季の移ろいを楽しんでいる様子を見て想起した、生活に根差した普遍的かつ町に寄り添ったテーマとなっています。

撮影・中里和人

期間中いくつもイベントがありますが、私はこれ⇩は確実に行くつもりです。5分間なので、ぜひお聴き逃しなく…

◆夕刻のヴァイオリン弾き

音楽家・小畑亮吾さんのヴァイオリンです(窓で弾いているのが小畑さん)。

三角長屋の2階より、日常へ響かせる生演奏の時報。
オリジナル、即興、クラシック、フィドル、織り交ぜながらヴァイオリンと歌で街に18時をしらせる。
音楽家が自身を再生装置として贈る30日間のサウンドインスタレーション

10/5(土)-11/3(日)
18:00-18:05
※EXPO定休日関わらず毎日開催

◆東亰-東京ミュージアム

という展示も面白そうです。

「東亰-東京ミュージアム」は、これまで向島にあった独自な景観や文化を(路地、長屋、町工場、軒先園芸などに現れた有機的曲線と手触り感。密な住民交流を育むコミュニティなど)記録し表現します。

2000年から向島を取り続ける中里和人の写真を中心に、この町に関わったさまざまな人たちの写真、映像、文書、絵画など、多岐に渡るアーカイブを蓄積させ、向島の魅力が体感でき、誰もが気軽に立ち寄れる縁側ミュージアムを目指します。
イベント終了後も、地域の中で活動するまちづくり関係者の方々とも協働し、ミュージアムを継続させていく予定です。
将来に向けては、向島を東京のオルタナティブ・フロンティア=東京原風景=東亰と捉え直し、そこから生み出される価値の発見と運用を目指します。さらに、この土地の歴史性を軸に新たな向島ブランドを創出させ、デザイン×アート×ライフが循環していくブランディングにも挑戦していくプロジェクトです。

※東亰(江戸が明治に変わった頃、一時期呼ばれていた東京の呼称トウケイ。その後、東亰は幻のように消えていった。しかし時を隔て、向島に幻のように残っていた有機的で、カオティックな景観に、もう一つの東京の原風景を発見したのが、現代的東亰世界です。)


開催日程(開場日程は土日のみ開館)
入場料金無料

ここだけふらりと観に行くのは無料のようですね(^▽^)/。

10月13日(日)には、先日観に行ったドキュメンタリー映画「ほそぼそ芸術」の品川亮監督の作品「section 1-2-3」も上映されるそうです。が、私は日曜日なので店があって行けません…。(ちなみに「ほそぼそ芸術」についてはこちらに書きました⇩。「わしの研究」を描かれた神山恭昭さんについての映画です)


「section 1-2-3」は向島の風景を収めた劇映画(こちらは入場料がかかります)。
見終わるとこれまで見ていた風景がまた少し違って感じられるかもしれません。若者達の躍動感とオフビートのユーモア、そして時間の不思議…。
定員があるのでご興味のある方はお早めにどうぞ!

関連イベント
10月13日日曜日、北條工務店となりの1階工場で、1部東亰参加者のスライドショー、2部中里の2004年、2021年動画作品、品川亮さんの映画 セクション1.2.3 の上映会 1500円(定員50人)

美味しいお店も多いというこの地域、懐かしくも新しいこのまちで、食べたり飲んだり(大事)ふらふらしつつ、面白いアートや人と出会えるかも…。
皆様も秋の1日を「すみだ向島EXPO」に遊んでみてはいかがでしょうか?


最後までお読み下さり、誠にありがとうございました。私のnoteはすべて無料です。サポートも嬉しいですが、「スキ」がとても励みになります(^▽^)/