貧乏ゆすり…の心理
子供の頃、貧乏ゆすり」をすると
“行儀が悪い”と親に
よく怒られたものです
しかし、大人になっても
会議中や待合室などで、
よく見かけるのが
「貧乏ゆすり」をする方。
あの「貧乏ゆすり」の原因って
何だと思いますか?
簡潔にいうと
”ストレスのはけ口”です。
人間というのは
ストレスを感じてくると、
運動をしたり、
大きな声で歌ったり、
頭を掻きむしったり、
爪を噛んだりと
様々な方法で
そのストレスを
発散しようとします。
ですから上記した行為は
ストレスを自覚しつつ
発散しているのです。
ところが「貧乏ゆすり」だけは
無意識の
ストレス解消方法だそうです。
つまり「貧乏ゆすり」を
する人は、
現状に不満を抱えている、
というわけです。
他にも会話中に
指で、カチカチと机を
うるさく叩いたり、
ささくれをむしったり、
爪を噛むなどなどの
行為を、「移転行為」と呼び、
何らかのストレスを
緩和させるための
行動とされます。
ところで「貧乏ゆすり」を
しやすい人は、
どんな性格の人が
多いのでしようか?
まず、完璧主義の人。
他の人のミスや
自分のペースが
乱されたときなどに
ストレスが溜まって
思わず出てしまいます。
また飽きっぽい、
あるいは
せっかちな方にも
多く現れます。
例えば
同じところにずっと居る。
同じは作業ばかりが続く。
そんなとき
せっかちな人は
自分の考えている
リズムと違うことなどが
ストレスとなって
貧乏ゆすりとして無意識に
出てしまうのです。
さて、会社内などで
貧乏揺すりをしてしまい、
「どうにか止めたい…」という
場合、飴を舐めたり、
ガムを噛む事で
ある程度、緩和させる事が
出来るようてす。
ガムなどが
食べられないような
状況であれば、
足を組み替えたり、
靴の中で足の指を
開いたり閉じたりする
事でも
一定の効果はあるようです。
ところで「足を組む」という
仕草にもある心理が
働いています。
その心理とは
右足を上にするか?
左足が上かで?で
違ってくるそうです。
右足が上の方の場合は…
“内向的”
たとえば一人でいる方が
好きという方が多く
「消極的」な性格で
あるようです。
反対に
左足が上の場合は…
「外向的」や「積極的」な
人であることが多いようです。
内向的な相手に
「ズカズカ入っていく」と
うまくコミュニケーションが
とれませんし、
一方外向的な相手に
「オブラートに包むように
話を進める」のは
時間がもったいない、
ということになります。