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【起業~ECショップ開設まで #7/7】It's Your Choice

スタート地点である<ECショップ開設>までの色々を記録として残しています。オリジナルカットソーを作って売る、という小さな事業を進めて行くにあたり、ECショップ自体は簡単にオープン出来ると思い込んでいました。自らパターンを作り、生地を選んで買い付け、縫製会社を探すなど、私にとっては商品の準備が最重要課題となっていたのです。

しかし、いざショップの準備となると、殊のほか細々としたことが多く、それが想定外であったこともあり、自身の為にも記録しておこうと思いました。
今回は最終の #7です。

#6で無事ショップをスタートさせることが出来ました。現在、四苦八苦しながら販促に努めているところです。

これからが本番であり、ここまで記述してきた内容はその基盤を作ることでした。現時点で振り返りざっと頭にあること、反省や気付き、ただの感想などなど、箇条書きであげてみます。



  • スマホでもショップ構築が出来るようですが。私はパソコンは随分早くから使っていたのですが、モバイル物は後手後手。スマホも、気に入っていたガラケーの電源コードがヤラレテきたので仕方なく5、6年前にやっと切り替えたほど。そのガラケーも、使い始めは人よりだいぶ遅かったです。ネット接続環境を持ち歩くのがどうも好きじゃないみたいです。 そんな私が今回ショップ構築の作業をしてきたところ、やはりある程度のPCスキルは必要なんじゃないかと感じました。私が身を置いてきた場がたまたまそうだっただけかもしれませんが、案外PCをきちんと使える人は少ないというのが実感です。スマホは掌上で扱える手軽で身近なツールのため多くの人々の生活に浸透している一方で、PCはそれほどではないということと解釈していますが。

  • 役に立つことがあるかもと数年前から<PROGATE>を利用してプログラミングを少々学びました。簡単なhtml、cssくらいはいじれる程度に。テンプレートを使えばコーディングの必要はないですが、ちょっとしたカスタマイズや手入れをしたいと考えたとき有れば便利かも、という感じです。でも現時点では一度も役立ったことはありません。

  • 現在、企業でもEC事業が盛んであることから、ショップを立ち上げる、物を売って行く、という実践経験は役立つ<キャリア>となり得ると感じました。

  • どんなブランドイメージを目指すかにより折々の選択は異なります。受注製作、決済は振込のみ、宛名書きは手書き、個人対個人の取引感を出すなど、やろうと思えば非常にオーソドックスかつシンプルな運営も可能です。この場合はショップ設定だけで面倒な決済や配送の準備は不要です。私の場合は一つ一つ手作りというわけではないのと、「手作り感」のような体温は出さない方針なので、そうしたイメージに沿う様にしました。作り手のぬくもりを求めるお客様もいれば、逆にそれを煩わしいと感じるお客様もいます。

  • ショップを開店した途端、数々のweb広告会社から営業が掛かり始めます。お断りをしても頂いたメールや資料類は目を通し保存しています。どんな広告の出し方があるのか知ることが出来ます。

  • 個人事業であり、常に一人ぼっち作業なので、せっせと自治体運営の創業支援サポートに足を運びました。ちょっと呟きたいときやアドバイス、軽い相槌が欲しいときがまゝあります。

  • ショップ構築に係わらず、SNSなどこうしたデジタルの世界でもやはりオーソドックスな個人の能力や感覚が重要。特に私のような個人でやる場合は。全てを、お金を出してプロに任せるわけにもいかないので自ら行っていく必要があります。その際、結局は地味なことをコツコツ積み重ねて行くことが求められます。


前述のPCスキルでもいえますが、今現在出来ないことでも調べて、聞いて、確認して、そして覚えて身に付けていくという姿勢がどんなシーンでも大切です。知らないことの方が多いに決まっているので、今「知らない」ことは大した問題ではありません。重要なのは学習するという姿勢とその能力だと思います。学ばず知らないままであれば随所で依存が発生し、不適切な選択や出費に繋がりかねません。確固たる自分のイメージを持ち、そこに向けて一つ一つ構築して行くことが重要だと思います。

現代は、様々な仕事、そのやり方が認知され、人それぞれの生業が成り立つ時代でもあります。何をするのか、どうやってするのか、全ては自身の選択次第です。(と、自分にも言い聞かせています)


#1~#7を下記マガジンにまとめています


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