イングリッシュマフィン 大好き❣
一人暮らしをしていた20代からイングリッシュマフィンが好きでよく買っていました。つまりもうかれこれ30年以上も前から。当時はPascoからプレーン、チーズ入りなど数種類が売られていて、コンビニで買うことができました。
現在では、同じくPascoからライ麦入り、全粒粉入りなどヘルシーなラインアップとなり、スーパーの袋入パン売り場で手に入ります。数年前から成城石井でも見かけるように。すっかりポピュラーになりました。
我家では朝食のパンは自分で焼いています。たまに凝ったものも焼きますが、通常はプレーンな食パンかこのイングリッシュマフィン。
なかなか<美味しい街のパン屋さん>で扱いがないのは、<パン>というものとは本質的に違うからでしょうかね・・・。
イングリッシュマフィンは仕込みの水にごく僅か酢を入れます。小麦粉に対して2%ほど。そして高温でしっかり焼くというよりも、寧ろ生焼に近い状態で出来上がりです。私はオーブンではなくホットプレートの低温で焼成します。だから焼き上がりの香りは通常のパンとは異なり、まぶしたコーングリッツとちょっとだけ仕込みに入れた酢の風味が相まって独特な香りがします。食すときに改めてトースターで焼くことが前提のパンです。
縦に二つに割ってカリっとトーストし、そのままバターやジャムを塗って食べるのはもちろん、具材をのせてピザトースト風にするのも美味しい。知られているのはエッグベネディクト。栄養たっぷりで、しかも見た目にもお洒落な食事になりますが、ちょっと手が掛かりそうで、実は私は一度も家で作ったことがない。本体のパンを作っておいて、食べるとき更にソースなどに手を掛ける気にならない、というのが本音です。
我家でよくやるのはエッグ・マック・マフィン。これも昔、朝時間がないときに通勤途中のマックでよく食べていたセットのメニュー。軽くトーストしたマフィンにハム、チーズ、目玉焼きを挟んだもので、エッグベネディクトと比べたら断然簡単に出来てしまう上に美味しい。ハムとチーズの塩味、目玉焼きに少々振る塩とコショーのシンプルなお味です。
ところで、こうした丸い形のパンを焼くときにはセルクルという型を使います。私がパンを焼き始めたのはかれこれ17、8年前。やはりそれなりに道具類が必要なのですが、最初は必要最小限のものでこなしました。これは絶対必要だなと思ったものを少しずつ揃えて行ったのですが、セルクルは結局買わずに来てしまいました。じゃあ、どうやってこの丸い形に焼いているのかというと・・・↓ これです。
高さ3センチ、直径9センチのセルクルを紙で作ってしまいました。うーん・・・。こんなに頻繁に使うなら買えばいいんですけど、なんだかこのまま15年以上も使って来てしまいました。合羽橋の道具屋さんで300円/個くらいで買えるので、我が家で一度に焼く9つを揃えても3000円くらい。でも、なぜか現時点でも買おうとしていない・・・。当時はイングリッシュマフィン用の型だけにこの金額を費やす気にならなかったんでしょうね。たぶん今も・・・。
焼成をホットプレートでやるのにも合理的な理由があります。オーブンだと上に膨らまないよう蓋をするようにもう1枚天板を載せて焼く必要があります。いつもの9つを焼こうとすると2枚の天板に並べ、それぞれにもう1枚ずつ天板を載せるとなると、合計4枚の天板が必要。うちには天板は3枚しかない。通常4枚の天板を使うことなどないし、わざわざ1枚を買い足すのも嫌だったのです。
しかし、ふと調べてみたら、今は蓋付きの型が売られてるんですね~。これは確かに便利!ちょっと見たところでは6個のせのプレートで2800円くらい。ということは我家では二つ欲しいから5800円に。
うーん、やっぱりこのまま紙セルクルを使おう。
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