行政書士:憲法-2 憲法について
こんにちは! ここ数日忙しく更新できなかったのですが、時間を確保できましたので今回は憲法の2回目、憲法について記事を起こしました。
一度、憲法の内容は教科書と問題集を読んでいます。
自身の復習を兼ねて内容を記しています。
なお、教科書の内容をそのまま転載しては意味がないので、独自の内容でまとめています。
憲法について
憲法のパートは、次の民法に比べると教科書のボリュームは少ないものの、判例を読んだり見慣れぬ単語の意味を調べたりして、相応の時間が掛かりました。
憲法は、その下にある法律、政令・条例より上位のルールです。
憲法で驚いたのは、わずか103条しかないことです。
その下の法律、政令・条例が細かな点をカバーして私たちの生活のルールを形成していることがわかります。
https://kotobanoimi.com/wp-content/uploads/2017/07/ho-piramiddo.png
この憲法のパートで僕が躓いたのは【XXX の憲法】のXXXについてです。
下が、ざっとまとめたXXXの憲法一覧です。
憲法典
形式的意味の憲法
成文の憲法典を持っていない国
実質的意味の憲法
立憲的意味の憲法
初心者の僕には何のこっちゃでした。
多分、昔の僕ならばここで挫折していたかもしれませんが、今は2024年です。
困ったときはChatGPTを用いれば、初心者の僕にも何となく理解できる意味に直してくれます ( ´艸`)
さて、ChatGPTの回答を以下に転記しました。AIの回答なので、不適切な点があるかもしれませんが、教科書に書かれている内容を補足するには十分かと思います。宜しければ参照してください。
憲法典
憲法典(けんぽうてん)とは、ある国の基本的な法の集まりで、その国の政治や社会を運営するための根本的なルールを定めた文書です。日本では「憲法」がその役割を果たしています。
具体的に言うと、憲法は次のような内容を定めています:
国の基本的な仕組み
政府の構造(立法、行政、司法の分立など)
権力の分け方(三権分立やチェックアンドバランスの原則など)
国民の基本的人権
自由と平等の保障(言論の自由、信教の自由、平等の権利など)
社会的権利(教育を受ける権利、労働の権利など)
国家と国民の関係
国民の義務(税金の支払い、国防など)
国家の義務(国民の権利を守る責任、公共の秩序を保つこと)
日本の憲法は1947年に施行された「日本国憲法」で、平和主義や基本的人権の尊重が強調されています。例えば、憲法第9条は「戦争を放棄する」という内容で、戦争や軍事力の行使を禁じています。
日本国憲法の特徴としては、民主主義と平和主義が大きな柱になっています。
憲法典は、国の政治をどう運営するか、国民をどのように守るかの基本的なルールを定めた非常に重要な文書です。
形式的意味の憲法と実質的意味の憲法
「形式的意味の憲法」という言葉は、憲法の**形式や手続き**に焦点を当てた概念です。これを簡単に言うと、「憲法とは、国家の最高法規として特別な手続きを経て制定された法典である」という視点です。
### 1. **憲法の位置づけ**
形式的意味の憲法は、国の法律体系の中で「最高法規」としての位置づけがなされていることを意味します。つまり、憲法はどの法律よりも上位にあり、すべての法律や政府の行動は憲法に従わなければならないという原則です。
例えば、日本国憲法も、**「国の基本法」**としての特別な地位を持ち、他の法律や規則が憲法に違反していないか常に確認する必要があります。
### 2. **憲法の制定手続き**
「形式的意味の憲法」は、**憲法がどのような手続きで制定されるか**にも関わっています。憲法は、通常の法律とは異なり、特別な手続きを経て制定され、改正される必要があります。
たとえば、日本国憲法の改正には、**国会での発議**と**国民投票**という二つの厳格な手続きが必要です。これは憲法が通常の法律よりも**より高い効力**を持っていることを意味しています。
### 3. **憲法の変更が困難**
憲法は非常に重要な法であるため、**変更が難しい**という特徴も形式的な意味に含まれます。普通の法律は国会の過半数の賛成で変更できますが、憲法はその成立の手続きが厳格であるため、変更は非常に難しいのです。これにより、憲法は安定的で長期間維持されることが期待されます。
### 4. **「形式的意味の憲法」の対義語:「実質的意味の憲法」**
実際には、「形式的意味の憲法」という概念は、「実質的意味の憲法」と対比して使われることが多いです。実質的意味の憲法は、**「憲法の内容」**そのものに焦点を当て、実際にどんな価値や原則が盛り込まれているのか、またどのように国民を守るかに重点を置きます。
つまり、形式的意味の憲法は、憲法がどのような**手続き**で作られ、改正され、運用されるかに関する概念であり、実質的意味の憲法は憲法の**内容や目的**に焦点を当てています。
まとめると、**形式的意味の憲法**とは、憲法が国の最高法規であり、特別な手続きを経て制定されるものであるという理解です。憲法の内容や目的よりも、その立法過程や位置づけの重要性を強調する考え方ですね。
成文の憲法典を持っていない国
成文の憲法典を持っていない国というのは、憲法が**書かれた文書(成文憲法)として存在しない**国のことを指します。代わりに、憲法の内容が**慣習**や**判例**(裁判所の判断)に基づいて構築されている国です。このような国の例としては、**イギリス**が代表的です。
### 1. **成文憲法とは?**
まず「成文憲法」とは、憲法が明文化された文書であり、正式に文書として存在するものを指します。例えば、日本国憲法やアメリカ合衆国憲法のように、特定の文書にまとめられているものです。
### 2. **成文憲法がない国の特徴**
成文憲法がない国は、以下のような特徴があります:
- **慣習法や不文憲法**に基づく:憲法の規定が法的に明確に文書にされているのではなく、社会の中で長年の間に確立した慣習や実際の運用、歴史的な経緯に基づいていることが多いです。
- **判例法**が重要:裁判所の判決や司法の運営によって、憲法の解釈や適用が行われます。裁判所が憲法に関する原則を示すことがあるため、実際の憲法がどのように運用されるかは、過去の判例に大きく依存することになります。
### 3. **イギリスの例**
イギリスは、成文憲法を持たない国の代表的な例です。イギリスの憲法は、次のような形で構成されています:
- **慣習法(不文憲法)**:イギリスでは、憲法の大部分が慣習や伝統に基づいています。例えば、「国王の権限」や「議会の権限」などが、長い歴史の中で確立されてきた慣習法に基づいています。
- **法律**:特定の法律も憲法的な役割を果たします。例えば、**権利章典(1689年)**や**人権法(1998年)**などの重要な法律が、イギリスの憲法を構成する要素の一部です。
- **判例法**:裁判所の判決や司法の運営が憲法の解釈に大きく関わっています。判例が憲法の運用に影響を与え、場合によっては新たな憲法の原則が生まれることもあります。
このように、イギリスには「成文の憲法典」は存在しませんが、慣習法や判例法、そして特定の重要な法律が集まって「イギリス憲法」として機能しています。
### 4. **成文憲法がないことのメリットとデメリット**
成文憲法がない国には、以下のようなメリットとデメリットがあります:
- **メリット**
- **柔軟性**:成文憲法に比べて、社会の変化や時代に応じて憲法が柔軟に適応できる。新たな問題に対して、裁判所や議会が迅速に対応できる場合があります。
- **歴史的な安定性**:イギリスのように、長い歴史の中で積み重ねられてきた慣習や慣行があるため、急激な変化を避けることができ、安定した政治が保たれやすい。
- **デメリット**
- **不明確な部分がある**:成文憲法に比べて、慣習や判例に頼っているため、憲法の具体的な内容がわかりづらいことがあります。また、憲法の原則が時に曖昧になり、解釈の違いが生じやすい。
- **変更が難しい**:成文憲法の場合、憲法の改正が明確な手続きに基づいて行われますが、成文憲法がない場合、変更や修正がなかなか見えにくい場合がある。
### 5. **まとめ**
成文憲法を持たない国は、憲法が**書かれた文書**ではなく、**慣習**や**法律**、**判例**によって成り立っている国です。イギリスのように、歴史的な経緯や社会の中で確立されたルールが憲法の役割を果たし、成文憲法に頼らずに国を運営するシステムが存在します。
立憲的意味の憲法
「立憲的意味の憲法」という言葉は、憲法が単に国家の基本法というだけでなく、国民の権利を守るために存在し、政府の権限を制限することを重視する意味で使われます。簡単に言うと、立憲的意味の憲法は、政府の権力を適切に制約し、国民の自由や権利を保障するための法だという考え方です。
立憲的意味の憲法のポイント
権力分立
立憲的意味の憲法では、政府の権限が適切に分けられ、チェックアンドバランスの仕組みが機能することが重要です。これにより、権力の集中を防ぎ、政府が暴走したり、国民の権利を侵害したりすることを防ぎます。たとえば、立法・行政・司法の3つの権力が独立してお互いを監視し合う仕組みが含まれます。基本的人権の保障
立憲的意味の憲法は、国民の基本的な自由や権利を守ることを目的としています。言論の自由、集会の自由、信教の自由など、政府がこれらの権利を侵害しないようにするための原則が明文化されていることが特徴です。憲法は、政府が国民に対して行うことができることとできないことを明確にし、個人の自由や権利を守る防波堤の役割を果たします。政府の行動に対する制約
立憲的憲法では、政府の行動が憲法に従って行われるべきであるとされます。これは、政府が権力を持っていても、その権力行使が憲法で定められた範囲内であるべきだという考え方です。例えば、政府が国民を不当に逮捕したり、財産を没収したりすることがないように、憲法で権限の制限や手続きを定めています。民主主義の保障
立憲的意味の憲法では、国民が政治に参加し、自由で公正な選挙を通じて政府を選ぶ権利が保障されています。つまり、政府は国民の意志を尊重し、国民が選挙などを通じて政府に対して意見を表明できる仕組みが必要です。
立憲的意味の憲法の例
日本国憲法やアメリカ合衆国憲法などは、立憲的意味の憲法の良い例です。これらの憲法では、国民の基本的人権を守り、政府の権力が適切に制限されるように設計されています。
日本国憲法:憲法第9条に見られるように、「戦争の放棄」や「平和主義」が明記されており、政府の行動を制約する重要な役割を担っています。また、憲法第11条や第13条では、国民の基本的人権が保障されています。
アメリカ合衆国憲法:アメリカの憲法では、三権分立の原則や、個人の権利を守るための「権利章典(Bill of Rights)」が定められており、政府の権力を制限し、個人の自由を守る仕組みが整えられています。
立憲的意味の憲法と「絶対主義的憲法」の違い
立憲的意味の憲法と対比されるのが、絶対主義的憲法です。絶対主義的憲法では、政府の権限が強く、国民の自由や権利が制限されることが多いです。政府がほとんど無制限に権力を行使するため、立憲主義の原則(権力の制限や権利の保障)が欠如しているとされます。
まとめ
「立憲的意味の憲法」は、国民の権利を守り、政府の権限を制限することを目的とした憲法です。政府が権力を乱用しないようにし、国民の自由や権利を保障するために機能するという、憲法の重要な役割を強調する考え方です。
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