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尽き果てぬ欲満ち果てむ満月夜

前回パターン②〈っき――つき〉からしりとりです。
①の方が後になったけれど、時期的に……。ま、誰も読んでないから良いか。

この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる ことも なしと思へば
〈by 藤原道長〉

 今日10月17日は「スーパームーン」。今年の地球から最も近い満月の日だそうです。
 昨日10月16日、寛仁2年(1018年)のこの日、道長が道長の三女が後一条天皇の皇后になったことを祝う宴の二次会(昔も二次会なんてあったのね……)で、冒頭の有名な歌を詠んだのだという。
 ただし、この日は、まだ満月にはちょい足りない十六夜であったので、何か含みや裏があるのでは……という説があるのだそうだ(上記リンク先記事参照)。面白いよね、こういう話。 

 そう言えば、満月の夜に財布をフリフリするとお金が入るとかいうおまじないがあるとドラマで見たな。
 道長のような権力者に限らず、非権力者、非金持ちの一般大衆のちまっちい欲だって、尽き果てがない。規模が違うだけで。

 明日は〈つき〉始まりの満月ネタしりとりその2をアップします。
相変わらず、ひっかけネタというか、ダジャレ擬きネタというかの胡散臭い句ですけど……。

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