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【読書感想文:容疑者Xの献身】
*読書メーター、ひなももと同一人物なので、類似している部分があります。
あらすじ(ここでは表記しません)を読んでいただければ分かるのですが、、物語の始まりは石神が思いを寄せる隣人が元夫を殺してしまうところからです。そして、逮捕されることから彼女を守るために石神は完全犯罪を企て、それを湯川や刑事が解き明かしていくストーリーとなっています。
その完全犯罪が演技力と頭脳が問われるものとなっているのですが、さすが天才数学者の石神です。終始【すごい】としかいいようがありませんでした。
犯人は最初に明かされていますが、語られていなかった部分が徐々に明かされていくと、難しさに頭を抱えたり、納得できたりする場面が出てきて、頭が結構働きました。
湯川も犯人については強敵だと発言しています。天才×天才の頭脳戦というべきでしょうか。
上記にあるように、湯川が石神の完全犯罪を解き明かしていくのが爽快なのですが、彼らの関係性が明らかになるとそれが辛いんですよね…詳しくは本書をご覧ください(っ´ω`)っ📖
*以下、本音です。私の感想なので、そうなんだーくらいに思っていただけけると嬉しいです。
確かにだれも気付けないようなトリックで楽しかったものの、読書メーターで多くの方が語るような【感動】という感情は抱かなかったです。湯川のヒントがあるものの謎を解くのが難しく、迷っているうちに真実が明かされてしまったので自分の推理力不足を実感して悲しくなりましたね、ミステリー小説をもっと買わないと!と思いました🔥