見出し画像

【The White Lounge in CINEMA】の感想。

アラフィフですが、Mrs.GREEN APPLEを推しまくって、日々楽しいこのはなさくやデス。

昨年の全国ツアーだった【White Lounge】はチケットが取れず、映画化されたと知った時は、(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)よっしゃーっっ!!ってなったわけです。(笑)
舞台挨拶を生で観れる日比谷ピカデリーのチケットは取れなかったケド、近くの映画館での挨拶生中継は見ることができました。(๑•̀ㅂ•́)و✧

先日、賛否両論の意見がSNSで飛び交っていた髪色・髪型を変えた彼ら。

挨拶を見て…めちゃくちゃ可愛い❤
と、私は思いましたヨ。

一昨日?くらいまでアメリカに行っていたこともあり、本人たちも嬉しかったんだな~と分かるネタを披露しながら…まだ素人っぽさの残る、等身大のミセスにファンはニマニマでした。

もっくん(Vo.)の誕生日前日ということもあり、サプライズバースデーケーキ🎂に「嬉しい…恥ずかしい」の台詞は、素直だな~とほのぼのしました。(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

さて、映画の感想ですが。


一言で答えるのなら…
【一回観ただけでは分からない深さがあった。】
ですね。(⁠◡⁠ ⁠ω⁠ ⁠◡⁠)

バンドの全国ツアーのライブとしては異例だし、想像の斜め上を行くような【音楽劇】スタイル。
お芝居やダンスで表現されている彼らの楽曲は、【日々の小さな場面を切り取った作品】であることを伝えてくれています。
そんな【人生の中にある風景】で、彼らが感じたコトが作品(楽曲)となり、それを最大に表現するために、お芝居やダンスを取り入れたのだということが理解出来ました。

16歳の時から自分たちの【素直】な【感覚】のようなものを表現し続けてきた彼ららしい作品たちが、聞く人に届いた時にはその人の記憶の場面に寄り添ったものになったりするけれど…ある意味、受け取り側の答え合わせのような感覚にもなりました。

そんな音楽劇終盤。
自分の目指したエンターテイナーになった大森元貴が、それでも心に寂しさや不安のようなものを抱えている表現は…見ているこちらもぐっとくるものがありましたね。
【なりたかった自分】を【演じている自分】はどこかで【虚しさ】を抱くことがあるのだと…大人なら分かる感覚でしょうか。

夢や目標を手に入れたくて、足掻いて藻掻いて、必死になって手に入れたのに…当の自分が置いてけぼりをくらっているような…気持ちがついていかれていないような…そんな感覚です。

もっくんの28歳の抱負のコメントで
【27歳は色々と初めての経験を沢山させてもらったけれど、28歳は地に足を付けて余裕を持ちたい。】
とありましたが、これが本心であり、本質なのだろうと思いました。

若いし器用な分、頑張れば頑張っただけ無理が出来ちゃうのだけれど、やっぱり身体が悲鳴をあげてしまう無理は良くなくて、自分のペースをある程度守って歩いていきたいな…っていう感覚は、生きていたら誰もが感じたことがあるのではないかしら?と思います。

いつもファンの想像を軽く超えたことをしてくれているMrs.GREEN APPLEですが、これからも彼ららしく素直に作品を作り出してくれることを、ファンとしては願うばかりです。

【The White Lounge in CINEMA】は、ある程度大人になった人こそが共感できる部分が多い作品ではないかと…個人的には思いました。
とはいえ、私は娘(19歳)と観に行ったのですが、娘は娘で様々な【面白さ】を語っていたので、年代によって人によって楽しめるポイントが変わるのかもしれませんがね。

お時間がある方は是非、ご覧あれ。
✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集