水原しのぶ

水原しのぶ

最近の記事

自己紹介 | はじめてのnote |其の四

次は中学校時代。学校では自分らしさをほぼ発揮することなく、自分を抑えまくる3年間だった。そのぶん、自分の好きな世界に一人で没頭にした。音楽雑誌(PATiPATiとかロッキンオンジャパン)、映画雑誌を毎月買って、お年玉はユニコーンやビートルズCDも山ほど買った(既に両バンドとも解散しているのに…)。ラジオもよく聞いて、お便りを送って曲を流してもらったり、タモリ倶楽部の空耳アワーに応募したりと、課外活動が熱心だった。 また、違法薬物や精神世界にも傾倒し、阿部野Mioにある書店で

    • 自己紹介 | はじめてのnote |其の三

      小学校時代について振り返る。 人より頭が遅れている私は公立小学校のゆっくりな学校教育にギリギリついていっていった。境界知能とまではいかないが暗黙知のルールがわからないし、自分がズレているということは流石に気づき始めていた。 それでも絵画や作文が得意だったので、いい教師(担任)に巡り合えたときは伸び伸びやっていたが、高学年になったとたんにいわゆる「女子の人間関係」についていけなくる。ある日、急に同じ女子グループ(カースト最上位)にハブられて、勇気を出して「なんで避けるの?」

      • 自己紹介 | はじめてのnote |其の二

        自己紹介の続き。もはや回顧録になってしまっているが、つらつら書く。 2歳10か月、私は保育園に放り込まれる。我ながらよく覚えているなと思うが、その日の記憶は鮮明にある。 母に手を引かれて保育園に向かう。案内された部屋に入ると、むっとする子ども体臭とおやつと軽い糞尿のようなにおい。けたたましい子どもの遊ぶ声とこちらに向けられる興味津々の視線。日がな、静かな居間でNHKの教育テレビをぼんやり見てるだけの毎日だった私は、その刺激の多さに言葉を失い、固まるしかなかった。緊張をほぐ

        • 自己紹介 | はじめてのnote |其の一

          最初の投稿は自己紹介にするべきでした。 改めてはじめまして。水原と申します。 私は思春期まで大阪で育ちました。ベッドタウンの郊外では珍しく生き残っている農家だったので、400坪の広大な土地に両親、兄、姉2人、犬、猫、にわとりと住んでいました。 父は農業の私設塾をしていたので、家族のほかにも、農業研修生として20~50代の男女が敷地内に常に5.6人住んでいるという不思議な家庭環境でした。父親がまるで教祖様さながらに一家で権力を持ち、集団生活をしていたので、〇〇町(私の住んでた

          シングルマザーになった私のキャリア

          はじめまして。水原といいます。40代のシングルマザーです。 私は転職繰り返し人生だったのだが、根気が弱かったというよりも収入アップを目的にしたいわゆる前向きな転職だった。 私がなぜ収入をあげたかったのか。 それは、自分の能力にある程度自信があったこと、また結婚3年目くらいで離婚願望が募り始めたからだ。どんな本や離婚情報を書いたネットブログにも「よほどの暴力等のハラスメントがない限り、安定して収入がないうちは離婚をお勧めしない」と書かれていたからだ。私は実家も遠方で、東京に頼

          シングルマザーになった私のキャリア