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食品添加物を使えば何でもできる

今回は、評論家である安部司氏の著書
「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」という本の内容を紹介します。

本書は、食品の裏側を告発する一冊で、おそらく多くの人が
知らないであろうことがたくさん書かれています。
これを読んだ後には、加工食品は買いたくないと思うかもしれません。

著者はかつて、食品添加物の専門商社に勤めていて、食品添加物を
売り歩くセールスマンでした。
仕事を通して、加工食品の現場を見てきた人物ですから、現場の人しか
知ることが出来ない食品添加物の真実を知っています。

今回の内容を通して、食品業界の裏側を教えてもらいましょう。





誰も知らない裏側を話します

殆どの人は、自分が食べている加工食品がどのように作られているのか?
知らないでしょう。

普段コーヒーに入れているミルク(コーヒーフレッシュ)が、
水とサラダ油と添加物だけで出来ていることも知りません。
サボテンに寄生する虫をすりつぶして染めた健康飲料を飲んでいるとは、
まさか思いもしません。
体のために食べているパックサラダが、殺菌剤のプールで何度も何度も
消毒されているのを知りようがありません。

そして、ミートボールが大量の添加物を使って再生された、廃棄寸前の
くず肉だということなどは、誰も想像できないと思います。
自分が食べる食品であるにも関わらず、それがどうやって作られていて、
どれほどの添加物が使われているのか、その裏側を
皆さんは何も知らないのです。

「一流メーカーが作っているから大丈夫だろう」とか、
「大手スーパーで売っているのだから変なものである筈がない」
無邪気に信じて食べているようですが、添加物の世界には
消費者には見えない(知らされていない)影の部分がたくさんあります。
加工食品製造の舞台裏は、一般の消費者には知りようがありませんから、
どのような添加物が加工食品にどれほど使われているのか?、
想像することさえ出来ないのが現状です。

しかし、実際にそれを購入するのは一般消費者である私たちですから、
「そんな風に作られているのなら食べたくない」とか、
「それでもやっぱり安い方がいい」などの意見があると思います。

選ぶかどうかは皆さんの自由ですが、そのためにはまず事実を知らなければ
判断のしようがありませんから、まずは加工食品の真実を知り、
その上でどう向き合っていくかを決めてください。





安全なのかは誰も知らない

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