羅臼~知床峠~宇登呂 ~撮影旅行よもやま話集~
羅臼(らうす)の羅臼国後展望塔で国後島等を眺めた後は、知床峠を峠越えして、宿泊予定の斜里町(しゃりちょう)の宇登呂(うとろ)に向かいます。
知床峠の最高標高は738mもあり、知床半島を横切っており、知床横断道路と呼ばれるそうだ。
羅臼~斜里間の経済・文化の交流、世界遺産「知床」や道東の広域観光道路として利用されているとのこと。
言い換えれば、この道路意外には、知床半島を横断する道路が一本も無いのです。
でも冬期は気候の変化が著しく、雪崩や崖崩れなど道路管理に厳しい条件となっているため、通行止め。
降雪により北海道内の国道で唯一通行止め(概ね10月下旬~4月下旬)になるのだそうです。
冬には通れる道が無い・・・何とも過酷な道路環境、生活環境ですね~
そんな一本道の知床横断道路を、残雪が白く残る羅臼岳(知床半島にある火山群の主峰及び最高峰で標高1661m)がとても綺麗に観える知床峠展望台まで、レンタカーで一気に駆け上がります。
知床峠展望台の駐車場に車を停めます。
知床峠の石碑の前で、羅臼岳を背景にして、プリンカムで一応記録写真的な記念写真(電池が残り少なくなってきたので、チェキプリントはしませんでした)を撮影。
それからは通常通りに風景の写真撮影です。
撮影終了後は斜里町に向かうため、知床峠を峠越えして知床横断道路を一気に降ります。
斜里町の海岸道路に突き当たると右折し、レンタカーで行ける知床岬の斜里町側の最東端の駐車場まで行きます。
駐車場近くにある『カムイワッカの湯の滝』を撮影したのですが、湯の滝との名前の通り、温かいらしい。
実際に水に触れてみると、冷たい滝の水ではなく、ちょっと生温い30度ぐらいの、ぬるい滝の水とのことでした。
滝を写してウトロ方向に引き返して戻る途中、鹿と狐に遭遇したので、レンタカーの車窓から、助手席に置いてあったプリンカムで撮影しました。
その後、宇登呂の宿にチェックイン、今回の宿は小さめのアットホーム感が漂う、源泉かけ流しの天然温泉の宿でした。
泉質は ナトリウム塩化物ー炭酸水素塩泉
効能は 筋肉痛、五十肩、神経痛、関節痛、皮膚病、創傷、やけど、
慢性消化器病、痔疾、運動麻痺、婦人病、冷え性 だそうです
夕方には宿の目の前の海岸に出て、19時15分頃までオホーツク海に沈む夕陽を撮影し、本日の撮影は終了、夕食と温泉入浴です。
日の長い夏、特に7月頃は移動に時間的な余裕があるので、ゆっくり撮影出来て助かりますね~