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春の伊那路と木曽路を巡る ~撮影旅行よもやま話集~

 ゴールデンウィークに木曽路・伊那路に新緑を観に行こう、今回のメインは観光地巡りだよ、木曽の宿も夕食はバーベキューで予約しておいたからねと、旅行仲間達を誘って出かけました。

 中央自動車道を駒ヶ根インターチェンジ(今は駒ヶ根スマートインターチェンジで降りた方が近くて便利)で降りて、先ずは伊那路の養命酒の駒ヶ根工場へ行き、工場見学とは違って予約不要とのことでしたから、工場の敷地内で住居跡や土器類などが数多く発見されたという遺跡巡りです。

 旅行中の散歩にちょうど良い距離で、縄文・弥生・平安の各時代の住居が養命酒の駒ヶ根工場敷地内に復元されている遺跡を、ちょっと真面目に見学してきました。

 エッ!ここが工場?てくらいに、工場の敷地内とは思えない豊かな自然の森となっていて、芽吹いたばかりの新緑とミツバツツジが綺麗に咲いた風景とともに、小川のせせらぎが聞こえる気持ちの良い場所でした。

 その後は、駒ヶ根名物のソースかつ丼を昼食に食べて、ちょうど枝垂れ桜が満開となっていた光前寺を参拝して御朱印を書いて頂き、境内を光苔を探したりで散策して巡りました。

 また、光前寺の近くの道路では田んぼのあぜ道などに、ラッパ水仙が沢山植えられていて、駒ケ岳を背景にラッパ水仙が咲く中々綺麗な風景となっていましたよ。

 それから権兵衛トンネル(この権兵衛トンネルが開通する前は、冬期は通行止となる権兵衛峠を通る凄い難所の道で、すれ違いも大変な細いグネグネ道1本しか無かったのですから、伊那から木曽への行き来は中々大変だったとのこと)を抜けて木曽路に出て、昔の宿場町の面影が残る奈良井宿をのんびりと散策して、皆で「五平餅」を食べまったりと観光を楽しみ、今度は木曽義仲公や巴御前の資料館「義仲館」を目指して木曽路を南下します。
※木曽義仲は源義仲のことですよ~

 義仲館で歴史探訪をしてから宿にチェックイン、夕食には事前予約しておいたバーベキューを旅行仲間達と楽しみました。

 この宿は安価に泊まれるので懐に嬉しい宿なのですが、残念なことに温泉宿ではないのですよ~ 
※この宿は残念ですが、廃業して取り壊しとなりました。

 日帰りでの入浴が可能な温泉(鉄分を多く含む濃い赤茶色の冷鉱泉で、飲泉も可能とか)も、宿から歩いて行けるほど近くに1カ所あったのですが、夕食時間の都合もあり、今回は行きませんでした。 
※この温泉も残念ですが、廃業したとのことです。


 翌日は愛知の水源、牧尾ダムのダム湖を1周ぐるっと回って観てから、赤沢自然休養林に行き、散策ルートを巡ったり、赤沢森林鉄道トロッコ列車に乗車したりです。

 自然を満喫した後は、赤沢自然休養林の食事処で、ちょっと遅い昼食に山菜蕎麦を食べてから、中津川までは一般国道、その後は中央高速道路~東海環状自動車道~伊勢湾岸自動車道を走って、帰途につきました。

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