大漁旗 ~撮影旅行よもやま話集~
年末年始の長期連休前に、写真仲間達と正月には写真撮影旅行は何処に行っているのかとの話をしていました。
大判さんは「写真撮影旅行となるほど大袈裟じゃないけど、俺は正月になると毎年豊浜漁港まで『大漁旗』を掲げる漁船を写しに行っているな~」とのことです。
F1さんは「大井川鐡道の蒸気機関車が元日から3日まで、日章旗と正月飾りのヘッドマークで走るから観に行くよ~」とのことです。
毎度さんは「今回は嫁さんと長崎に帰省だよ~」とのことです。
私は「大晦日に弁天島で、夕方晴れていればだけれどを、鳥居の間に沈みゆく最後の夕陽を眺めているね」と答えます。
皆さんそれぞれに色々と楽しそうな計画や予定がある様です。
馴染みのカメラ店の2代目社長は「羨ましいね~うちは日曜以外はずっと店開けてるから、しっかり写真を写して来てね~」と笑っていましたね。
元日の朝に起きてみると、雲一つない快晴。
天気も良いことだしと、早速豊浜漁港に行ってみることにしました。
知多半島の先端近くにある豊浜漁港の周辺は、有名な『魚ひろば』が正月休みで営業していないためか、閑散としていましたよ。
そんな静かな豊浜漁港に行ってみると、正月で漁に出ていない漁船に大漁旗が大量に棚引いていて、正月のめでたい雰囲気が広がっていました。
お休み中の『魚ひろば』前の駐車場でコンパクトカーを停めると、見覚えがあるクロカンタイプの4WDが既に停まっているではありませんか。
大漁旗が棚引く漁船が並ぶ岸壁の方を観ると、いましたいました大判さんが一人写真撮影していました。
大判さんと「おめでと~今年もよろしく~」と簡単なてきと~挨拶をします。
それから私も写真撮影を開始、大漁旗や日章旗が写真映えして綺麗に広がり棚引くタイミングをじっと待ちながら、何枚も写していきました。
この日は天気がとても良く、余り冷たくない気持ちの良い風が吹いていて、雲一つない真っ青な青空に、綺麗に大漁旗が棚引いていましたよ。
空を飛ぶトンビは黒しシミになるだけなので、あえて意識して入れて写しませんが、雲一つ無い真っ青な空には、トンビが円を描きながら滑空もしていましたね。