まぐろの干物づくり体験とまぐろの解体ショー ~撮影旅行よもやま話集~
南紀方面、那智勝浦まで一泊の懇親旅行で、会社のOB会の皆さんを、引率することになった、その時のお話です。
OB会の一泊旅行の準備も、色々と大変だったりします。
旅行の日程や行先の選定は、6カ月も前から始まるのです。
今回は10月に一泊旅行ですから、4月から旅行社と打ち合わせがあるのですよ。
先ずは旅行社に、一泊旅行のプランを3つほど出してもらうことから始まります。
そのプランを基として、高齢者向けに歩く距離やプランの旅程近隣に他の観光したくなるような場所が無いか等をチェックして、プレゼン資料を作成します。
OB会の役員会議で、一泊旅行の3候補をプレゼンし、意見を聴いて1つに絞り、さらに旅程を練り直すのです。
そして、最終決定した一泊旅行の案内を、OB会の皆さんの自宅宛てに送付するのが、旅行予定日の2カ月半ほど前、後は参加者が集まることを願うだけです。
無事に参加者も集まり、いよいよ明日は一泊旅行、そんな折、午前に旅行社から電話です。
内容は、予定していた観光地の1つに問題が発生、先日の台風の影響で観光が出来ない可能性があるとのことでした。
慌てて那智勝浦の近辺で、時間と場所を考慮しながら、皆さんが全員で楽しんで頂ける観光や体験の候補を探します。
そこで見つけたのが『まぐろ体験CAN』での、勝浦で水揚されたまぐろ等の干物づくり体験の所要時間2時間コースです。
『まぐろ体験CAN』は、勝浦漁港に水揚される新鮮なまぐろを使用した、水産物の加工体験施設なんです。
マまぐろ缶詰づくり、まぐろの干物づくり、まぐろ料理づくりの3つの体験メニューがありましたので、早速、旅行社に体験可能かの確認と、体験が可能ならば、時間調整の手配をお願いしましたよ。
朝一の時間で、まぐろの干物づくり体験が予約が出来たので、後は『まぐろ体験CAN』の近くにある『にぎわい市場』のまぐろ解体ショーを観ながら、ひものが完成を待つプランに変更で、何とか調整が出来ましたので、ホッと一安心。
まだ旅程に1時間ほどの余裕があるので、三重県紀宝町の無料でウミガメが見学できる施設『ウミガメ水族館』に立ち寄ることで、全て解決です。
急遽予定変更はあったものの、一泊の懇親旅行に参加されたOB会の皆さんに『まぐろの干物づくり体験』と『ウミガメ水族館』がとても好評だったので、これはこれで良かったですね。