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カーフェリー ~撮影旅行よもやま話集~
以前に写真仲間達と伊豆半島方面に宿泊撮影旅行をしたときには、沼津インターチェンジからの一般道が大渋滞で、撮影地に向かうどころではなく、大変でした。
只々渋滞の中を移動することに時間を費やしてしまって、非常に残念な思いをしたことから、今回は別ルートを検討することにしました。
陸路だと、富士インターチェンジで高速道路を下りて、田子の浦から海岸線沿いに伊豆半島に向かうルート。
海路だと、富士インターチェンジで高速道路を下りて、田子の浦港からカーフェリーに乗船してしまい、一気に土肥港まで行ってしまうルート。
※今は駿河湾フェリーと言う名称で、清水港~土肥港に運航ルートが変更されています。
いっそのこと「行きは時間が読める海路にして、帰りは伊豆半島の西側海岸線を富士山を撮影しつつ、陸路で戻るルートが良いのではないか」となりました。
宿も伊豆の西海岸にあり、海岸から富士山も望める場所をとのことで、思い立ったら吉日、早速『戸田』に宿を取り、カーフェリーも予約して出かけることにしました。
戸田と言えば、駿河湾の深海に生息する巨大なカニの『高足ガニ(戸田ガニ)』が有名です。
宿の予約時に『高足ガニ(戸田ガニ)』の値段を聞いてみたら、なんとなんと「時価です」と言われてしまったので、かなり高額なカニ料理であろうと想像した次第です。
写真仲間達には「旅行代金が2倍以上になっても良ければ、時価の『戸田ガニ』の料理を宿に予約するよ~」と伝えましたよ。
すると「もったいないから、駿河湾の海の幸の料理でいいよ」とか「目的は富士山の風景撮影だから、料理は二の次三の次たよ」とか「戸田ガニが食べたい人は、お土産で冷凍品でも買って帰ればいいんだよ~」とか「戸田ガニよりも『桜エビ』が食べたいね」、「帰り道は絶対に由比に寄って、桜エビ食べようねー」とのことでしたね。
話し合いの結果、結局宿には、ごくごく普通なコース料理でお願いをしました。
我々が乗船したカーフェリーは、カーフェリーとは言っても、駿河湾を航行するだけですから、全長80m程度しかありません。
船の中に宿泊出来る客室やレストランや入浴施設等があり、船中泊しながら航行する200mクラスの巨大なカーフェリーなんて、決して想像してはいけませんよ。
だからディーゼルエンジンの振動がモロに響きますし、波が高くなると結構揺れてしまいます。
ほんの1時間ちょっとの船旅であっても、船酔いしてしまう写真仲間が出してしまいましたよ。
全く酔わない写真仲間達は、カーフェリーのデッキに出て、海の向こうに綺麗に観える『富士山』を撮影したり、カーフェリーの周りを飛び回る海鳥達(ユリカモメかな)に『かっぱえびせん』を投げ与えるなどして、のんびりまったりと船旅を楽しんでいました。
今回一番喜んだのは、カーフェリーの船旅で車を運転しない数時間が出来た、時間が全く読めない渋滞の中を運転しなくて済んだ、F1さんだったかも知れませんね。
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