南紀の熊野と南紀勝浦を旅する ~撮影旅行よもやま話集~
前話での、急遽予定を変更して、干物づくりを体験した前日の話も、多少は書いておこうかと思います。
やはり旅行に出て、趣味の風景写真を、1枚も写さないなんて訳がないじゃないですか・・・
ここに書かないと、風景写真が掲載が出来ないですよ~
参加者のOBの皆さんが写ったスナップ写真も、それなりに沢山写しました・・・旅行が終わってからの報告用に、パソコンでスライドショーも作るからですよ~。 一応は仕事ですから・・・
旅行の当日は、朝から曇りでした。
10月に入ったとはいえ、まだまだ暑い日もありますから、写真映えしないことを除けば、過ごしやすくてOBの皆さんを引率して旅行するには、丁度いいのかなと思った次第です。
最初の観光地は、三重県熊野市にある海岸の岩が浸食して出来た『鬼ケ城』です。
ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録されています。
伝承は端折りますが、その険しさを象徴するかのように、人を圧倒する自然の造形となっていて、類い稀な景観・波の音・潮風・熊野の光を、散策で楽しむことが出来る場所でした。
本当は、散策路の片道1km全てを歩きたかったのです。往復で2kmですね。
しかし「千畳敷までは整備された道ですが、そこから先は非常に狭く、手すりも危険な箇所があります」とのことだったので、参加されている皆さんがご高齢であることを考慮し、今回は、流石に千畳敷までで引き返しましたよ。
次に訪れたのは、熊野三山の一つ『熊野速玉大社』で参拝、流石に摂社神倉神社までは石段が急勾配なので行かず、下の鳥居での参拝で皆さんに済ませて頂きました。
そしてこの日の最後に訪れたのは、熊野三山の一つ『熊野那智大社』と『熊野那智大社別宮飛瀧神社』の『那智御瀧』ですよ。
ここでは駐車場の出口で『杖』を借りて、表参道から階段を登って、熊野那智大社の礼殿と御本殿を参拝です。
そして裏参道の階段を降りて、那智御瀧を拝礼するため、熊野那智大社別宮飛瀧神社まで頑張って歩いて頂きました。
全部歩くのが無理だと思った方には、那智御瀧の拝礼だけ、行って頂きましたよ。
あとは宿に向かうだけですが、今回泊まる宿には船で渡る必要がありました。
島でもないのに、宿に行くための、お客さん用の道路が無いみたいです。
宿には複数の温泉があり、湯めぐりスタンプラリーなどで楽しむイベントもあり、広くて立派で楽しい宿でしたよ。
夕方には一時的に少し晴れて来ましたので、宿の高台から、紀伊半島と夕焼けを望むことも出来ると知り、夕食前に温泉に入らずに抜け出して、風景写真を撮影して来ました。
高台の展望台付近には、稲荷神社も祭られていましたよ。
翌朝は、朝食会場から観える険しい海岸風景を、小雨の中外に出て、折角だからと少し濡れながらも、気にせず撮影しましたよ。