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姫路城 白鷺城 ~撮影旅行よもやま話集~

 日本にも新型コロナウイルスが流行し始めた頃のお話となります。

 今回は流石に申し込んでいたバスツアーも『中止』になってしまうかもと思っていましたが、まだ何とかギリギリで開催されました。

 行先は『京都で桜咲く寺院巡り』や『六甲山からの神戸の夜景』や『桜咲く姫路城』など、京都府と兵庫県でした。

 1日目は京都で桜の咲く醍醐寺などの寺院巡りと散策して、夜に六甲山からの神戸の夜景を楽しみ、淡路島で宿泊となりました。

 2日目は姫路城に向かいます。

 あと少しで姫路城の駐車場に到着となる頃、ニュースで「新型コロナウイルスに感染して集中治療室に入院中だった志村けんさんがお亡くなりになった」との一報。

 もうテレビ番組でのコント等が観られないのかと、ショックを受けたものです。

 でも彼は、超が付くほどのヘビースモーカー。

 元々の肺機能が長い間の喫煙習慣で、喫煙歴の無い健常者よりも、COPDでかなり劣っていた弱っていたことも確かなことなのです。

 それが死期を早めた主原因の一つだろうかと、冷静に考えている想像している自分が居たことも確かです。

 タバコの煙の中に含まれるタールは、消えることなく肺の中にずっと残り続けるのです。

 そして、タバコを吸うたびに肺の中にタールが増え続けて、肺細胞を破壊し続けることで、COPDの主原因となるのです。

 最近はちょくちょくと病院等で、携帯式の酸素ボンベを引いて歩いている高齢の方を見かけますよね。

 あの方たちが主にタバコの吸い過ぎが原因で、COPDが悪化してしまい、日常生活にも酸素ボンベが手放せなくなってしまった、残念な姿なんだと思うのですよ。

 姫路城前の大型車専用の有料駐車場に到着すると、駐車場内には1台も観光バスが停まっていません。

 集合時間となり、駐車場に戻って来た時にも、我々が乗って来た観光バスが1台だけ、ポツンと駐車していただけでした。

 いよいよ新型コロナウイルスの流行で、旅行すら出来なくなるのだと実感するとともに、よく今回のバスツアーが開催で来たな~と、旅行社の決断に感謝しましたね。

 この後の日程で予約していたツアーは、ほぼ全てのツアーが開催出来ず中止となってしまい、ツアー中止の残念通知が沢山届きましたから・・・

 前回、秋10月の姫路城に会社のOB会を引率して観光に来た時には、大賑わいだったことを思い出しましたよ。

 青空に映える白鷺城って感じの、綺麗な写真が写せましたからね~

 観光客がまばらにしか歩いていない、静かな姫路城を観て、写真撮影がしやすいなと思ってしまったのは、私だけだったのでしょうか。

 でも秋に訪れた時に比べてしまうと、あいにくの春特有のスッキリしない春霞の天気です。

 春霞、薄曇りの空じゃなかったらな~青空だと白い姫路城と淡いピンクの桜が映えるのにな~と思ってしまいます。

 姫路城の周囲を巡って、写真撮影に丁度良い場所をして回りましたが、桜が満開になるには少し早く、あと数日遅く来れれば好いのにのね~の状態でした。

 でもあと数日遅い日程だったならば、このツアー自体が開催中止だったかも・・・

 そうなれば写真も写せなかったんですよね~ 写せて良かったです。

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