見出し画像

帯広~中札内~釧路 ~撮影旅行よもやま話集~

 帯広に泊まったので、朝から近隣で有名な観光地である、旧国鉄広尾線が廃線となった旧駅の『愛国駅』と『幸福駅』に行ってみることにしました。

 旧駅には当時使用されていたであろう、蒸気機関車や気動車が屋外に静態展示されていて、駅構内にも当時の思い出の品々が、色々と展示してありました。

 でもやっぱり、思い出は美しすぎて・・・にはならないんですね。

 寂しさと、朽ち果てていく残念感がいっぱいで、プリンカムでの記録的スナップ写真以外は、写真を写す気には全くなれませんでした。

 鉄道は、駅は、列車は、やっぱり「線路を列車が走ってナンボ!」なんですよね~

 それから田園風景を写しつつレンタカーで走っていると、たぶん札内(さつない)川だと思うのですが、川の中州が何だかとてもショッキングピンクなのです。

 非常に中洲が気になったので、レンタカーを停めて観て見ると、濃いピンク色の小さな花が群生して咲いているので、砂利石で白っぽい川の中洲がショッキングピンクでした。

 咲いている花の名前は全くわかりませんが、チョット珍しかったので、花でショッキングピンクに染まった川を、取り敢えず記念にと撮影しました。

 その後も再び、田園風景を撮影しながら走っていましたが、名前の記憶がありませんが、庭園らしき施設があったので、ついつい入園してしまい、綺麗な清流のある風景を撮影しました。

 そしてまたまた、田園風景や酪農風景を撮影しながら、札内川の源流方面へ向かいました。

 中札内村を進むと、日高山脈襟裳国定公園の山裾に抱かれた、札内川園地がありました。

 札内川の清流を集めて、10mの落差で豪快に流れ落ちる『ピョウタンの滝』と言う、雄大な自然を求める観光客に人気のスポットらしいです。

 でも、殆ど観光客は居ませんでしたね・・・

 今回の撮影旅行で初めて眺める、大きな滝ですよ~。

 解説によると、本来は人の手により建設されたダムで、豪雨により流された土砂で埋没し、発電施設も壊滅的打撃を受けて、再建を断念したダム施設なのだそうです。

 残された堰堤が、いつしか『ピョウタンの滝』と呼ばれるようになったとのこと。

 その後に、周辺一帯が『南札内渓谷札内川園地』として整備され、札内川を代表する観光名所となったらしいです。

 何か滝が真直ぐ過ぎるな~と思ったら、やはり人工滝を景観良く、見栄え良くしたものでした。

 自然の大岩をいくつも抱き込むように、コンクリート堤体が建設されているため、自然の滝のような落水表情が得られているんですよ。素晴らしいアイデアですよネ!!

 『ピョウタンの滝』を撮影した後は、田園風景を撮影しつつ釧路、海方向に向かいました。

 釧路方面に向けて釧路国道を走っていると、会社貸与の携帯電話が鳴りました。

 取り敢えず安全な場所にレンタカーを停めて、電話に出てみると職場の人です。

 承認処理してくれる人が誰も居ないので、休み中に申し訳ないが、急ぎだから承認処理してくれとのこと。

 仕方が無いので、職場の私のパソコンを起動してもらい、電話で指示しつつ、パソコンを操作してもらい、承認処理しましたよ。

 会社貸与の携帯電話、今回は持って出ましたが、会社の机の引き出しの中で携帯電話が鳴ったら、携帯電話の電池残量が無かったら、どうするつもりだったのでしょう?

 せっかく北海道の海岸線まで来たのだから、海岸を観て見ようと、レンタカーを停めて、海岸に向かって歩いて行くことにします。

 あの歌で有名な『ハマナス』が海岸沿いに沢山咲いていましたので、咲いているハマナスを前景にして、海岸線の写真を写しました。

 そろそろ夕方なので、釧路の宿にカーナビをセットして向かいます。

 釧路の宿は街のど真ん中、普通にビジネス利用したら良さげな宿でしたね。

いいなと思ったら応援しよう!