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蒸気機関車の重連運転 ~撮影旅行よもやま話集~
祝 連続投稿100日達成 (*>∀<*)ノ
大井川鐡道でも滅多に観ることが出来ない『蒸気機関車の重連運転』を、SLフェスタと言うイベントの目玉として実施するとのニュースがありました。
これは行かねばと思い、早速写真撮影に行って来た時のお話です。
蒸気機関車のC11形190号機とC56形44号機を連結しての重連運転だけでなく、蒸気機関車のC10形8号機による運転、さらに電気機関車のE10形による運転もあります。
だから、SLフェスタはとても見どころの多いイベントになっており、とても賑わっていましたよ。
川根温泉の脇にかかる『大井川第一橋梁』は、大井川鐵道きっての人気撮影スポットとして有名な場所です。
そんなこともあり、大井川を渡る鉄橋を真っ黒な煙を吐きながら疾走する蒸気機関車を、写真撮影するために集まった観光客で大賑わいです。
早速、私も大勢の撮り鉄や観光客に混じって三脚にカメラをセットして、蒸気機関車や電気機関車、レトロな電車が走って来るのを待っていました。
ほとんどの皆さんは、お互いに迷惑とならないようにしっかり意識して、蒸気機関車の写真撮影をしていましたよ~立派なものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1732310919-PWpeaBdgKcML3yfTu24YsxGo.jpg?width=1200)
ほんの一部の方々が、蒸気機関車が走って来るギリギリの時間に来たにもかかわらず、一番前に出て写真撮影しようとして、蒸気機関車を待っているほぼ全員のブーイングを受けて撤退なんて一幕もありましたが・・・
このような場所で写真撮影する場合には、既に居る人たちの前には絶対に出ない、周りの写真撮影の邪魔になっていないか確認するなど、それなりに暗黙のルールがあるのです。
以前の話ですが、桜のトンネルで蒸気機関車を写真撮影していた時に、ギリギリの時間に来ておいて、急にスマホや携帯を前に差し出して写真を撮って行くなんてズルい人が居たのです。
おかげで、ものの見事に蒸気機関車の前に、人の手とスマホや携帯が大きく写り込んでしまい、写真が全滅なんてこともありましたからね~。
写真撮影をしていると、客車の窓越しから、こちらに向かって手を振る乗客の方々が結構大勢います。
写真を写し終えてからですが、こちらも皆で手を振って答える、和気あいあいで雰囲気の良い写真撮影会場となっていましたね。
千頭駅に向かう下りの写真撮影が終わると、今度は上りの写真撮影をするために、大勢いた撮り鉄や観光客は、それぞれ好みの撮影場所や温泉、食事処等に移動して行きますので、蜘蛛の子を散らすように本当に一気に静かになります。
私も川根温泉笹間渡駅の方向に少し移動して、次来るレトロ電車と蒸気機関車を撮影です。
![](https://assets.st-note.com/img/1732311709-MQZEAJNFebnHwdrjhazW6yqx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1732311719-OXTD5k8Ws61MbY2ApUjF7mRn.jpg?width=1200)
川根温泉ふれあいの泉で、ゆったりまったりと露天温泉で温泉に浸かり、近隣の村の市で食事とお土産を購入してから、次の撮影場所に移動です。
川根温泉は、大井川鐡道のSLが見える露天風呂として有名な、全て源泉掛け流しの天然温泉です。
泉質はナトリウムー塩化物温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)なので、少し塩辛くて、湧き出し温度も約48℃と高いので、少し熱めの温泉でした。
ここ川根温泉辺りで購入するお土産は、大抵いつも大袋の粉茶とお茶羊羹ですね。
次の写真撮影場所は、桜の花が咲いている時季であれば『SLの見える丘公園』だったのでしょうが、残念ながらまだ桜の花が咲くには少し早かったですね。
それならばと、そこより少し坂道を登った所にあり、川根温泉の脇にかかる『大井川第一橋梁』を一望できる高台から俯瞰撮影(鳥瞰撮影)をしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1732311246-CJsUDhoXHAFcimIVEW1SlOZn.jpg?width=1200)
この場所は、映画やドラマで大井川鐡道を撮影する時によく使われる場所です。
そこまで登る坂道が細い道なのことがチョット難点ですが、樹々が綺麗に伐採されているので、写真撮影し易くなっていましたよ。
大井川の川原には、どうしても撮影者が入ってしまうので、人が写り込んでしまうのは、ご愛敬ですね。
追伸
大井川本線は、2022年の台風の被害により、川根温泉笹間渡~千頭間が現在も不通となっておりますので、転車台が使えず、上りの蒸気機関車はバック運転だと思われます。
千頭駅に転車台が無かった頃はバック運転をしていましたので、昔に戻っただけと思えばいいのでしょうね。
金谷の転車台は使えるので、たまには逆転で下りをバック運転するのも面白いかなって、思ってしまいます。
災害規模が甚大で中々大変みたいですが、大井川本線の早急な全線開通を願っています。